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 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

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動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2023/06/19

2023/6/4

 今日の運動:新コース開拓。10km, 57min, 2週間ぶりは疲れる。

今日は水元公園まで行ってきました。昔は、息子とチャリで時々遊具場に遊びに行ってた場所です。初めて走って行ったんですが、まあ、良い感じでした。
今日のジョギングのテーマは、多様性と障害とプライバシー。考えると難しい話です。でも、社会・大学で現実的な対応が必要になってきている事ですよね。
現在、精神障害・発達障害の方は増えていると思いますが、大学でも「合理的な配慮」という仕組みの元に、障害が不利益にならないように教育を受けられるようにするこが大切です。
 ただ、難しいのは、1.本人が希望する、2.合理的な配慮に関する具体的な内容を決める、3.プライバシーをどう守るか、という事が必要だけど、実質どう成り立つのかが自明じゃないです。特に、ルールと運用という観点を考えると、2と3は利益相反してしまう事が多いと思います。
例えば、ラボワークでASDの学生さんが居た場合、本人がコミュニケーションを取るのが苦手なだけでなく、逆に、周りがASDに理解があるのか?という観点から、お互いの理解が成り立つかは、まだまだ社会全体で教育が必要な段階と思います。また、本人が障碍者手帳を持っていて合理的な配慮を希望した場合、プライバシーの問題からどこまで誰に伝えるの?、という問題が発生します。勿論本人にプライバシーの問題は確認しますが、周りのメンバーに何も説明せず、暗に合理的な配慮を取り決めに従ってやると、単なるヒイキにもなりかねない状況が生まれます。
でも、これから社会全体でプライバシーへの配慮と合理的配慮が必要なケースはどんどん増えるだろうし、お互いがお互いの特徴を知った上で、その多様性を理解しながら活動するのが将来の社会像と思うので、自分がそういう状況に直面したら何をできるのだろうか、と考えたりしました。
そして、ふと思ったのは、イワユル、ブラックラボという名称がありますが、あれって、もの凄いASD傾向の強い(例えば、過去アスペルガーと呼ばれていた)方が、学生とうまくコミュニケーション取れないと、誕生するんじゃないかな?とも思ったりしました。アスペルガーも多様性の一つの形とは思いますが、自分の指導担当の先生が合理的すぎて全く情の無い方で意思疎通が上手くいかなかったら、ツライかもとちょっと思ったりました。あくまで想像ですが。
とか思いながら、ジョギング終了。
昨日は疲れて11時間も寝たんで、だいぶすっきり。
明日は健康診断。

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