説明

 ニューロサイエンス学位プログラムHP
 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

・神経経済学シンポジウム:リンク

自己紹介

自分の写真
動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2022/02/12

2022/2/6

 先々週から生理学の授業と実習が始まって、それにも関わらず論文書きとか研究サポートやってたら、めっさ時間足りなくなりました。おかげで、

先々週75h
先週 76h の労働時間でした。ひぃ 12h×6daysって中々無い!
今週は、実習の終わりかけと、来週締め切りのグラント書き、勝負の論文の作成と、てんこ盛りですねー
このような激務を自分が実施できるとは、全くもって思ってなかったんですが(一日10hが限界なんで)、可能にしているのは、日曜の運動なのかも?という気がしてきました。
今日の運動、ジョグ16km,84分、5.25min/kmだから結構良いらしい。行きが登りで向かい風で辛かった!
そして、足より肺がついてこなくて、ダメってことが多い。
フォームが維持できてる時は、腹筋、腕の振り、リズム、胸のハリ具合、を維持できて、膝と太もも裏の力を使って楽に走れる!
さ、来週もがんばりますー
そして、今週のジョギング中に実験で大切な内容を思い出しました!これぞジョギング効果!そして、今週は「変革をもたらす者」について考えました。
 変革者と言われてぱっと思いつくのは、リーダーでしょうか。しかし、リーダーって大体、旗振り役で実現可能性は他の人が担保しているように思います。しかし、リーダーのタイプも色々で、調整役で変革を実現する方もいらっしゃるように思います。
 一人で何かを変革できるわけではないので、みんなが魅力を感じるモチベの上がるアイディアを出すか、アイディアを実現するすり合わせを実現するか、ってするのがいい方法なんかな、って思いました。
 ちなみに、誰得でもない「これやれ」系は、多分、不幸を呼ぶ改革なんだろうなーと思いながら、ジョギングしました。
おしまい!

2022/2/2

 今日のできごと

今日はとても良いことがありました。
この所、1年半ほど研究が上手くいかず、でも誰を頼るでもなく研究をなんとか続けていた学生さんがいたのですが、この2週間ほど注力して必死に学生さんの現状を分析し、問題点をあぶり出しました。
その介があってか、上手く行かない現状を続けているのは最も悪い選択で、ちゃんと抜本的な対策を最速で行って、軌道修正することになりました。毎日朝から動物の行動を一緒に3hほど見る時間を捻出し、二人でお互いの観察を確認し、うまく行かないという結論に至りました。
Thumb of ruleとして、上手くいく時は変えない、上手く行かない時は変える、というのがありますが、上手く行かない時にも変えず、変化を眺めることが功を奏しました。
何より一番良かったのは、学生さんの「科学を好きだ」という気持ちが壊れかかっていたのを止められた事です。うまく行かないあまり、あれやこれやと対策を打ち続け、これ何をやってるんだろう?っていう所まで到達していたので。そうなった結果、学生さんは「ネジになる(*1)」という気持ちに到達していました。
科学において最も大切なのは、自身の研究を愛せることだと思います。本当にこれあってるの?っていう、不安と常に隣り合わせな中で、必死に結果を育てることで、愛着が湧くんだと思います。
これで、学生さんはもう大丈夫だと思います。何故なら、上手く行っても行かなくても、自身の研究に自分自身の責任で向き合うことができるので、結果に依らず納得できる状態になったからです。
学生さんには、最後に小言の説教をしておきました。
1.うまくいかない時には、周囲に助けを求めること
2.もっと自分の気持ちを大切にすること
3.駄目な時は我慢しすぎないこと
次は同じ事を繰り返さないように、今回の経験から学んで欲しいなって思います。
*1:部品の一部になるという意味です。そこに自我はありません。

2022/2/3

 今週の頭にラボセミナーで「なんちゃってキャリアプランセミナー」をやりました。

タイトルは「Do you want to be a professional scientist?」です。自分がまだまだプロになれたとは言い難いけれども、生き残ったのは事実なんで、どうやって生き残ったか、を自分の研究の歴史・ノウハウ・分析・思い、などを詰め込んで、博士後期の学生にぶつけました 。英語で。
まず第一に気をつけたことは、「熱量」です。科学ってこんなに面白いんだぜ!、でも科学者やるのって、色んな生き抜くための工夫が必要なんだぜっていう思いを、「英語」で伝えるんです。
感情表現を英語でするのって、かなりムズいんですが、それでも練習なく臨んだけど、一発で英語で思いを伝えられたと思います。
研究の組み立てからから、時間管理、アイディアの出し方、自己分析まで、自分のスキルを余す所無く、全てに思いを込めて伝えました。今ラボには、博士後期に進学した優秀な学生さんとポスドクの方がいるので、生き残るために何をすべきか、PIになるには何が必要か、など、山盛りで伝えました。
学生さんの中に、何かを残せたかな?と思っています。
上手くいってもいかなくても、何をするべきか、挑戦する心構え、などを残せたのかなぁ・・・・?と思っています。
最近、仕事が多くて疲れ気味になりがちですが、科学の楽しさは常に伝えるように、意識してやってます。

2022/02/06

2022/1/30

 今日の運動:ジョグ20km、体重54.2kg(走った直後)、104分30秒。一人でなんとなくハーフマラソンの巻(ちょっと1kmくらい足りてないかも?)

そう言えば、先週の労働時間は75hとかなってた。実習あって、論文書くとヤバイ!
以外に走れたんですが、やっぱり筋力不足で、10km過ぎぐらいで骨盤の動きが悪くなって、ヒザに負担がかかって、痛みが出始めました。この辺は、もっとフォームを作り込まないとだめなんでしょうね。でも、平地なら以外に走れてびっくり。走ってる間は大体研究や、日々の人間関係のことを考えてますね。グルグル回る感じ。あと、今日は悪役について考えました。
悪役って基本必要ですよね。例えば、プロレスだったら、悪役(かつ負ける役)いなかったら、興行がなりたちません。ラボワークだったら、ラボの状態を一定程度維持するために、規則を守らない人にお小言いいますよね。私の役回りだと、1.法律を守らない、2.生命の安全が守られない、3.他のラボメンバーの利益を侵害する、ことやった場合には、正義の鉄拳(←正義ほど厄介なものはない!)を発動します。今はほとんど必要ないんですが、極稀に、トラブルメーカー気質の人が紛れ込んだ際には、凄く大切になります。
 ルールって何?っていう方たまにいますからね。あと、もっと悪いのは、事実に無い情報を流して、メンバーの人心を掴んで自分の立場を良くしようとする方ですね。。。ガンみたいな感じなのかなぁ・・・って思います。組織を崩壊させる方です。そういう危険を感じた場合、兎に角悪役は超大切です。兎に角、もぐら叩きをやりまくって、トラブルの芽を摘み取ります。それやるとすげー疲れるし、ストレス貯まるんです(楽しくないんで)。でも、必要悪と思います。
別の必要悪としては、自分が対する相手のことを考えて、敢えて自分が悪役をやって嫌われ者になるやつがありますね。人間はキレイな部分も汚い部分も同居しているのが常ですから、汚い部分を凄く強調してみせると、簡単に悪役になることができます。ただし、悪役には経験が必要なので、経験浅くて悪役をやると疲れます。自己との乖離が起きるためと思います。特に、他人が悪役をやるような状況はなるべく作りたくないわけですが、狙ったわけではないけどそうなってしまった場合には、そのメンバーが悪役を演じなくても良いように、当事者メンバー間の接触を減らすのがベストの方策と思います。自分が切り盛りできる場合には、特に。慣れない悪役ほど、ダメージを残すと思いますので。
ちなみに、自分も悪役を試みたりしますが、自分の性格もあってか、あんまり有効で無いきもしますね。悪役は、キャラ設定が重要ですからねぇ・・・・。ラボメンバーが悪役やる状況は作ったらあかんなって思います。自分がやる分には、あんまダメージ無いから良いんですけどね。”個人の性格”と”仕事上のキャラ設定”は基本的に別なんで。
ラボは10人以下が丁度いいサイズですよね。ラボを持ったら、チームを形成して全員納得して研究できる環境を提供できるようにしないとなぁって思います。がんばろう。

恩送りってやつ

 つい昨日、学生さんが博士を取りました(試験に合格)

めでたい!!!パチパチパチパチ!!!
企業で働きながら、土曜に毎週ズームミーティングして、結果が出たのが最終締め切りのかなり直前(1ヶ月前?)で、んで、論文の初稿が出来たのが、提出期限の10日前で、という、超絶スケジュールを乗り越えました。
 本人の能力が高かったのもありますが、私自身が教育する内容をより具体化して、本人が吸収できるような形に落とし込むとことが出来たように思います。彼のおかげで、自分の教育する力が少しあがったのかな?と錯覚しました。最近、複数の大学院生に直接教える状況にあって、全然タイプが違うので、10人十色の名の通り、個人にカスタマイズした教育方針を建てるのが大切だなぁ、と実感します。
特に、本人の力をぐっと伸ばすための 壁を乗り越える タイミングの見極めは、非常に重要と思います。かなり力がついて、あとちょっとってなっている場合、そこで本人が壁を乗り越える自覚をどう作るのか、が肝だと思います。ムズいですが!。効率を追い求める人の場合は、特に、そう思います。自身の力で達成しなくても、兎に角前に進めばいい、となりがちなので(私はその逆で、自分で理解して、自分でその感覚を確かめて、ってしないと前に進めないんですが)、本人の中に知識を落とし込んで、力に変えるための準備をするわけです。そんな簡単にはうまく行きませんが、皆さん本当に優秀なので、こちらが常に力を試されているように思うし、全力で向き合うことで、初めて納得して貰えるように思います。
自分の大学院生時代の環境を振り返ってみると、凄く幸せな恵まれた環境だったのを今更ながらに思い出します。
1.PIは人を長い目で見て、絶対に人が育つと思ってくれる人
2.直属の助教の先生がいて、影からサポートしてくれること
3.直属の助教の先生は、教育者であったこと。M1の学生に毎週、数時間実験計画のディスカッションに付き合ってくれたこと。
4.PIはやる気を尊重する方で、M1で自分で実験考えてやりたいんだ、って言ったら、研究計画をセミナーで聞いてくれて、やる許可をだしてくれたこと(実際は、自身の力不足で前に進みきりませんでしたが)
5.講師の先生は、よくお茶室で私のボヤキ・疑問に、付き合って答えてくれました。
6.もうひとりの助教の先生は、熱い博多弁の持ち主で、優しい方でした。直線番長でしたっけ。。。
7.大学院時代のラボの今でもお世話になってる先輩は、常に私の疑問を同じ部屋でふんふんと聞いてくれて、ディスカッションに付き合ってくれました。毎日1hくらいは話してたように思います。ゲーム一緒にしたりとか。あ、やべー終電だとか言いながら。
8.PIは当時にしては本当に珍しく、学生全員にRA経費を出して生活を一部支えてくれました(まだ、このお金は手を付けずに取ってあります)
9.PIは、世界の一流の研究者をラボに招いて、ポスター発表する機会を作ってくれて、色々交流しました。
Newsome, Burgman, Schultz, Graybil, Richimond, wickence,Romoもきたかな?あ、後の留学先のメンターのPaulさんも!(敬称略)、国内外の著名な研究者がラボに来て、話して、飲み会に行く、っていうとてつもなく贅沢な状況でした。二人くらい、うちのラボに学位取ったら来ない?って声かけてもらいましたね。
10.ラボの同期や後輩は、みんな良い人達でした。3回連続で遅刻した人もいるけど(○中君。フットサル。元気かな)
11.大学院生の身分で、統合脳(昔の特定領域)の場所で、口頭発表させて貰ったこと。チャンスを与えることが、人を伸ばすと考えてもらえること。
12.そんなことじゃ「○○君(Scienceを出した先輩)みたいにはなれませんよ」と叱咤激励してもらったこと
13.で、それで凹んでたら、ひが○先生が、「いや、愛がこもっとったな」って言って、励ましてくれました。
14.先輩は、ラボを離れた後も、日本に帰る度にラボに寄ってくれて、刺激を与えてくれました。
15.PIは基本褒めることは凄く少ないですが、時々褒める時は真剣に褒めるし、何より学生に怒る時は、期待の裏返しでした。顔を真っ赤にして怒るんですよね。極稀に。
16.ちょうどNatureとかScienceに論文が出やすくなった時期で、夢のある状況で科学に邁進できました。(自分は当たらなかったけど)
17.共同研究で強化学習の専門家の方が来ていて(S島さん)、全く異分野の知識をがっつりと教えて貰い、自分の中に別の価値観ができました。
18.英語の論文紹介セミナ、日本語の論文紹介セミナ、プログレス、の3つを1週間にやるというハイペース。教員大変。大体、1ヶ月に一回以上発表が回ってくるヤバさ。今の大学教員は、背中を見せる的な教育はほとんどしてないですよね。エフォート捻出できなくて。
19.研究費を全く切らすことなく、ずっと潤沢な資金の元で研究させていただきました。
20.ポスドクになる時、世間知らずで給与のUPのお願いしたら、二つ返事でYESと言ってもらって、気持ちに気持ちで答えて貰いました。
21.留学中に「この論文見てもらうペースじゃ食って行けない」みたいな上申書(メール)を書いたら、即対応で、かつ「山田君ももっと成長して下さい」的なお返事を頂きました。
22.入院中に突如お見舞いに行ったのですが、そんな不精にもかかわらず、素直な気持ちを聞かせてもらって、研究者として生き続ける覚悟を教えられました。
23.学生には大学の運営や授業の手伝いは一切させず、全てを研究に捧げられるように、お金も生活も時間も、サポートしてもらいました。
24.留学から帰ってきた後も、共著の論文を書くことがあって、ラストで書かして貰いました。自分の手を離れたと思ったら、本当に大きな間違い以外は、何も言わず、黙って肯定してくれました。
25.大学院を早期終了できるように、論文を揃えて置いてくれたんですよね。
26.やる気を買い、失敗が見えていても黙って挑戦を見守り、挑戦と失敗の繰り返しが人の力を伸ばすことを大切にされていたように思います。
27.数年前に会った時、山田君は大学院生の頃から何でも自分のやりたい事自分でやって、ほとんど何も教えてないんです、っていって、玉川の方に紹介して貰ったりしました。光栄すぎて何も言えない。
28.神経科学学会の後、飲みに行きましょうって言ったら、寛解後今日はじめて飲むんだって言って、お酒飲んでくれましたね。ちょうど、磯○さんいらっしゃいましたね。
29.日本に帰ってきた後の職場で、自分がもがいていたら、ちょっと研究の話するから玉川まで来てね、的な感じで数ヶ月に一回、息抜きに呼んでもらいました(多分そういうふうに計らってくれてたんだと思います)。
30.思うに、自分は可愛がって貰ってたんだと思います。自分がそれを分かったのは、日本に帰って来た後ですが(遅い!!!35かよ!!!)
31.恩師が健在なうちに、なんとかラボを持って、「これまでありがとうございました」、って言えるようになりたいと思います。
そうしたら、胸を張って、自分の研究してますよ、って言えるように思うので。ようやく、研究者としてのスタートラインに立てるように思うので。
う~ん。取り敢えず書けるだけ、論文仕上げないとな。。。今が正に戦いを頑張る時ですよね。自分は研究者としても教育者としても、もっと力を付けないと、到底恩師を超えられるようには思えない。

2022/1/29

 このコラムを羽○さんのツイで知って、うーん良くわからないなぁ、、、と思いながら、3回ほど読み直したら、なんとなくジワジワ染み込んできました。

今は本当に科学の転換期なんでしょうか。少し前まで続いてきた、「良心的な科学」は死に絶えるのでしょうか?IFが全てで、論文の中身はどうでも良い世界しか残らないのでしょうか。
私の中でも常に葛藤がありますが、IFが高い雑誌ほど読んでもらえるのも事実なので、古いスタイルで作った論文でも、取り敢えず上のIFの雑誌に投げるようにしています。
自分のスタイルは基本曲げられない。ちゃんと読んでわかる論文を書きたい。オーバーに価値を書きたくない。過度にわかりやすく簡略化したくない。無理やり新しいって主張をしたくない。巨人の肩の上にちゃんと乗る。そうやって、日々一歩でも前へ、前進する努力を続けて、「フリ」じゃない新しい世界を見てみたい、って思います。
自分がいつまで研究者を続けられるかなんて、さっぱりわからないけれど、それでも、いつか「心が物量として記述できる」日が来たらいいなと思うし、心の揺らぎを科学として捉えられる、再現できる日が来たら凄いだろうなぁって思います。
心といえば、心の痛みを最近立て続けに感じることがあったのですが、心の痛みを物理量にすると、凄いことになりそう?って思ったり。自分は高校生くらいの時から、比較的心的痛みに耐えること、痛みを理解すること、に頻繁に出会うことが多かったです。多感な時期が、単に遅れてきたんですが。その経験からか、一時的な痛みは「ぎゅっとなって」すぐ終わることが良く理解できます。
でも、自分が何故か痛みを他人に与えていることが分かった時の方が、寧ろ自分の痛みは大きくて、なんなんだろうこれ、ってなります。そういう場合、私がたぶんストレッサーになってて、相手が心の負担が強くなっていると想像されます。他者は我慢して振る舞っていたりすると思われるので、できることは そっと離れて 時間が解決することを待つ、のかと思います。時間は痛みを和らげる有効な手段と思ってます。PTSDもそうですが、心的ストレスを継続的に浴び続けるとなるわけですね。
昔の経験だと、2年たてば普通に戻りました。急性の反応だけじゃなくて、慢性の反応に移行してしまっていると、もっと時間が必要なのかもしれません。この辺はひとそれぞれだし、そもそも人間関係は一期一会という考え方もあるんで、他者次第なのだと思います。私は、相手の感じ方が常に変わらないほうですね。好きな人は、ずっと変わらず好きで、嫌いな人はとても少ない。で、大体だれでも楽しく話して、冗談言って、バカ話する。そんな感じの日常が一番幸せです。
一方で、ストレス状態になった時の多くの場合、目を合わせなくなる、頑張って話そうとしてカチカチになる、つまり、リラックスできなくなる、という生体反応がでます。動物を訓練していると、そういう反応が出ます。人も動物だからか。。。(一緒にしちゃあかんですが)。真っ直ぐな人ほどその傾向は強い気がします。自分を誤魔化せないので。
何が原因かは他人のことなのでわからないけど、心の痛みを感じている場合には、本人が具体的に痛みを口にして伝えてくれるのが一番なのですが。文句を直球で言われる方がずっとシンプルですね。単に自分が悪くて終わるので。
ただ、負担を感じている相手に頑張らせる状況を作るのは間違いで、この状況を作り出したのはきっと自分なので、もっと上手くできると思ったんだけど、と思ったり、理由が不明なんだけど、とも思ったりしながら、自分にできることをしようとする努力は続けないと、と思うのでした。
三国志で諸葛孔明が、「離」の大切さを説く場面があるのですが、中学生の頃に読んで(横山さんの漫画のやつ)ふーんとか思ってたけど、今更ながら大切なんだなーって思います。
科学をしていると、時として、科学の価値に飲み込まれそうになって、科学者である前に人間であることを忘れそうになることがあったりして(熱中して考えると空腹感じなくなるとか)、自分を何かにアンカリングする必要があると感じたりもしますが、でも、寧ろ、科学的にはアンカーを取っ払った方が、高く遠くへ到達できる気もするので、なんか難しいですよねって思います。
今は凄く自分が揺らぎ続けているので、多分こういう時に今までにない自分が出てきて、自分が違う方向へ変化していくのかもしれません。まあ、良くわからないブログふう日記だなこれ・・・・
是非読んでみて欲しいコラムは↓
CELL.COM
www.cell.com

2022/1/26

 論文書く時間が確保しきれてない!

兎に角、書く。時間を捻出。
一方、学生が助けが必要な時、自分の時間をどれだけ切り売りできるか、がきっと大切なんだろう。。。。
今は、兎に角学生優先。
足りなくなった時間を、どこかで帳尻を合わせる。
むー。

2022/1/23

 今日の運動:再長距離に挑戦

体重54.8kg, 脂肪7.8%, 89min, 15.2km
キロ6分ならずっと走れるかと思ったけど、だめでした。左ヒザ昔怪我したら、痛みが出やすいことがあって、歩道の斜めになりやすい場所で骨盤に左右不均等な力がかかりながら、走る箇所があったら、その後、ヒザに痛みが。10kmくらいから急に速度が落ちました。
それでもまあまあ走れたので良かったです。ちゃんと働くためには、心も体も健康を維持するの重要ですね。そのうちハーフとか出てみようかなぁ。大学院の時の中○くんをちょっと思い出します。ちなみに埼玉まで行ったのは初です!

2022/1/23

 ちょっと懐かしい感じ。

昔、どのくらいの距離走ってたのかと思って、調べてみました。
これ、大学生の時に走ってた長めのジョギングコース。距離的には10kmだから普通なんだけど、1.5hはかかる・・・
その理由は、左側に載ってるアップダウンのヤバさが・・・
単に、山なんです!!!今走れと言われても、多分もう走れない。今は平地でたいらなとこならなんとかなるけど、筋肉が足りてません。主に腹筋が!!!
すぐに腹筋がぐにゃって、フォームが乱れて、失速するんですよね。今日は、ちょっと長めにダラダラ走ってみようかな。
地図の画像のようです

2022/1/22

 最近、睡眠時間が短い&仕事が死ぬほど忙しい&必死に論文作ってた

=> 全然余裕無くなってた、ので
かなり、思考がシビアになりがちになったという悪循環に今日気づきました。
リラックス&気楽に&笑い
が大切ですねー。

2022/1/19

 今日は、嬉しいことが沢山あった日でした。

特に嬉しかったのは、研究で「負けない!」という気持ちを持って挑戦したら、反転して凄いことに!っていう経験です。
 共同研究者と書いてたサル行動から見つけた新規モデルの論文が数ヶ月前に、リジェクトされて、その理由から「じゃあ、ヒトでやってみようぜ!」ってなったんです。んで、その初期データが上がってきて、結果見たら、「ほぼサルと同じ。え?ヒトってサルなんじゃね?」っていうレベル!
鳥肌が立ちました。
思わず横にいる何もしらない秘書さんに向かって、
「うわ、これ、もうヤバイくらいに凄いんす!」
って、話しかけてしまいました。
当然、すぐ直後に「あ、いや、意味不明ですよね。何でも無いです」って、言いましたが。。。(*1)
最近、研究で感動することが立て続けに続いたので、ゾゾゾっと来たのは、ほんとにやべーな、って思いました。最近始めた、多チャンネル記録も相当ヤバイけど。
んで、もう一つ嬉しかったのは、自転車屋さんで 人の暖かさ に触れた話。
筑波大の郵便局のすぐ近くで、おじいちゃんが自転車屋さんやってるんです。今日で行ったの2回め。んで、タイヤがいかれてだめになって、交換に行ったんです。チャリはもうボロボロでスタンドもダメになってて、色々治すと、1万くらいかかっちゃうから、取り敢えず後輪だけ交換で、ってお願いしたんです。
 そいで、取りに行ったら、「サービスで中古のチャリの要らないスタンド付けといたから」って。
凄く嬉しくて、おじいちゃんに、「凄い嬉しいからもうちょい払います」おじいちゃん「いや要らない」私「いや、いいから」おじいちゃん「いや、ええわ」的な会話に。
 んで、大分高齢に見えますけど、凄く良く働かれますよね。何歳です?「80くらいだわ」。うわ、うちの両親と同じ歳だ。。。私「自転車やさんって儲からないですよね。」仕事好きなんですね。って会話に。
すると、働き続けているのは「息子さんのためである」ってことだそうで、子を守るお父さんの気持ちに触れたのでした。もちろん、そういう風に生きるのって簡単じゃなくて、色々な状況や思いからそうなってるのでしょうが、自分がおじいちゃんの立場だったら、まあ、無理だろうな・・・っと(*2)。
なんだか、今度はお菓子の一つでも持って、チャリの修理をしに行こうかな、と思いました。
付けてくれたスタンドは、とても立派な、スポーツ用の自転車のスタンドでした。ママチャリに付いてても、そこだけ光ってます。
なんか、寅さんをちょっと思い出しながら、最近自分が忘れていた大切な気持ちを思い出しました。
感謝の気持ち、周囲の人を気にかけ大切にする気持ち、奢らず、見くびらず、一人の人とちゃんと向かい合う気持ち、科学的な合理性で世界は成り立っていないという事実、一人の人間として大切にしたいことを貫いているところ。
そうやって、一日一日を丁寧に暮らし、半歩でも前へ、常に生産性のある日々を送る努力をすることを、ちゃんと思い出しました(*3)。
最近、自分が色々グダっていたので、おじいちゃんに「そんなんじゃあかんよ」と言われた気がしました。自分の感受性が高まっている時の、人情というものは効きますよね。。。。また今度、おじいちゃんの所に遊びに行こうと思いました。
さ、風呂に入って寝よう。ゲームもポチポチ。
*1 だいぶやばいですよね。。。
*2 隣のK先生に「山田さん、それヒトとしてヤバイです」って、ぶった切られそうです。「ちゃんと子育てしなかったんちゃいますか?」とか!
*3結局、研究かい!というツッコミはなしで!

2022/1/18

 新しいプレプリントあげました。これから、戦う予定ですが、そんなに連戦はせずしゅっと終わらしたい。

Comparison of neural population dynamics in the regression subspace between continuous and categorical task parameters
BIORXIV.ORG
Comparison of neural population dynamics in the regression subspace between continuous and categorical task parameters
Neural population dynamics, presumably fundamental computational units in the brain, provide a key framework for understanding information processing in the sensory, cognitive, and motor functions. However, neural population dynamics is not explicitly related to the conventional analytic framework f...
大屋 知徹、Tomoyuki Fujiyama、他3人
いいね!
コメントする
シェア
Locations of visitors to this page