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 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

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動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2022/02/12

2022/2/2

 今日のできごと

今日はとても良いことがありました。
この所、1年半ほど研究が上手くいかず、でも誰を頼るでもなく研究をなんとか続けていた学生さんがいたのですが、この2週間ほど注力して必死に学生さんの現状を分析し、問題点をあぶり出しました。
その介があってか、上手く行かない現状を続けているのは最も悪い選択で、ちゃんと抜本的な対策を最速で行って、軌道修正することになりました。毎日朝から動物の行動を一緒に3hほど見る時間を捻出し、二人でお互いの観察を確認し、うまく行かないという結論に至りました。
Thumb of ruleとして、上手くいく時は変えない、上手く行かない時は変える、というのがありますが、上手く行かない時にも変えず、変化を眺めることが功を奏しました。
何より一番良かったのは、学生さんの「科学を好きだ」という気持ちが壊れかかっていたのを止められた事です。うまく行かないあまり、あれやこれやと対策を打ち続け、これ何をやってるんだろう?っていう所まで到達していたので。そうなった結果、学生さんは「ネジになる(*1)」という気持ちに到達していました。
科学において最も大切なのは、自身の研究を愛せることだと思います。本当にこれあってるの?っていう、不安と常に隣り合わせな中で、必死に結果を育てることで、愛着が湧くんだと思います。
これで、学生さんはもう大丈夫だと思います。何故なら、上手く行っても行かなくても、自身の研究に自分自身の責任で向き合うことができるので、結果に依らず納得できる状態になったからです。
学生さんには、最後に小言の説教をしておきました。
1.うまくいかない時には、周囲に助けを求めること
2.もっと自分の気持ちを大切にすること
3.駄目な時は我慢しすぎないこと
次は同じ事を繰り返さないように、今回の経験から学んで欲しいなって思います。
*1:部品の一部になるという意味です。そこに自我はありません。

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