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 ニューロサイエンス学位プログラムHP
 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

・神経経済学シンポジウム:リンク

自己紹介

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動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2021/12/26

雑感:2021/12/26

 今日の運動:ジョグ6km, 34min

大分体調が戻ってきてみると、体調の悪い時はけっこう、思考が「安全」を求めるようになっていて、「ま、なんとかなるよね」って、思わなくなっていたのが良くわかります。
最近、ラボの人の状態を把握したり、それから、協調して作業する内容が多かったので、自分の悪い状態を相手に伝染させないようにするのも、注意が必要と感じたりして。元気な人と一緒にいると自分も元気になるけど、元気ない人と一緒にいると自分の元気なくなる、っていうこともあるように思うので。
昔から、元気が出ない時は元気でないで良いと思っているし、そういう時は必要最低限で良いと思っているんですが、他人のパフォーマンスを下げることに繋がる可能性は、無い様に気をつけないとなって思います。元気な時には、さっくり、あっさり出来ることが、体調悪い時だと失敗したりするんで。
明日からすんごく寒そうなんで、暖かくして通勤しないと。

プレプリント

 カーネマンとツバースキーが提唱した人のリスクを伴う意思決定を説明する理論「プロスペクト理論*」が、脳の神経細胞でどうやって実現されているのかを調べた論文のプレプリントを載せました。

これから、戦っていくところです。売れて欲しい!
*ノーベル経済学賞のやつ

雑感:2021/12/19

 今日の運動:ジョギング5.6km, 36min。冬は寒い。。。。57.8kg

先々週、忙しくて疲れが溜まってしまって、今週はずっと低空飛行でしたが、昨日当たりから調子が上向き始めたので、来週は通常通りに活動できそうな気がします。
 大学院生の頃から、時々、「あ、今日はダメだ」ってなる日が年に数回あるんですよね。体の強い学生さんとか見てると、羨ましいなぁって思います。健康がないと何もできないですもんね。単に自分のやる気が足らないのかもしれませんがw(社会人にはなれませんね私)
先週は、体調悪い以外にも、学生さんのフォローしたり、雑多な問題を整理したり、公募書類を出したり、運営の話し合いしたりと、何かと気を使ったり、エネルギーを使うことが多かったのです。本調子じゃない状態だったので、学生さんと約束していた作業内容を急遽変更して貰ったりと、回りに頼りっぱなしでした。
自分が周りを助ける立場にあるので、助けて貰った時は素直に感謝して、自分が元気な時にお返しをできればと思います。なるべく元気を持続出来る方が良いけど、調子が良い時もあれば悪い時もあるので、
「自分のできることを一つ一つ」
を忘れないように、来週から平常運転できればと思います。無理して頑張ると大体その後に谷が来るんですよね。気をつけよう。

2021/12/15

学生さんの博士審査・・・・

 今日、例の学生さんの博士予備審査がありました。隣のラボの学生さんで、指導を引き継いだ学生さんです。審査が始まる1hぐらい前に、「大丈夫かなぁ・・・」と思って、こちらまで緊張してきました。

予備審査にはもちろん指導教官は立ち会いません。審査の時刻は、ちょうど実験実習を行っていました。実習が終わった後、部屋に帰るまでの間、どうなったかなぁ・・・・って思いながら、妙な緊張感を抱えて戻りました。

メールを見ると、本人からの返信がありました。しかし、タイトルからは何もわかりません。Reってやつだったのですが、審査終了予定時刻ちょうどくらいの時間で返信が返っていました。結構、メール開けるまで緊張感があったんですが(論文のDecision letter見るのと同じくらいに)、無事合格し、本審査に望めることが決まりました。一発での合格を目指し、その水準に到達できるように、本人に努力の必要性を伝え、そして本人は見事に努力で答えました。審査に落ちると在籍期限年限の関係で、、、、ってやつだったので。

2日前に行った、模擬発表では、同僚とポスドクに、悪役審査官をやってもらい、科学的に厳しい答えられなければ、即不合格に繋がる質疑応答をやってもらいました。その際、質問に対してほとんどディフェンスすることができず、火だるまになっていたので、本当に心配だったわけです。私は、その時「この返答だと落ちるからね」っと、悪代官のように冷酷に伝えました(これマジです)

今日の本人の受け答えの内容はわかりませんが、模擬戦で行ったのと同様の質問が多数あり、しっかりと受け答えできたようです。この模擬戦が無ければ、今日の合格はまず無かったでしょうから、無償で協力してくれた同僚の二人には、しっかりとお礼しないとなぁって思います。勿論、感謝の気持ちを伝えたのは言うまでもありませんが(一人には明日伝えないと。メールしかできてない)。

そんなこんなで、自分もホッとしたせいか、急に涙が出たりして、ちょっと恥ずかしいところを他人に見せることになりました。自分の中では、本当に良かったと思っていて、たぶんその理由は、努力した人は報われるべきだよね、って思うからです。あと、自分が教師として、初めてちゃんと教師らしいことしたなぁ、、、って思うので、心からホッとしたんだと思います。

今日は、祝杯を一人であげようと思ったんですが、何分、体調不良から抜け出せていないので、自粛して、今日はお酒飲むの止めました。元気になったら、浴びるほど飲もうっと思います。本当は、当事者皆でお祝いしたいんですけどね。今飲み会はアカンな。

本人は、まだ、本審査が控えていますが、この壁を乗り越えたのだから、もう、大丈夫なはずです。きっとこの成功が、彼の今後に何かの役に立つと思います。

本当に良い一日でした。

2021/12/13

「体が弱ると感じ方がずれるの巻」:長文注意報付き

 ジョギング 4km, 22min 体調不良。体重58.0kg (1wで1kg減るのは、ちと良くない。最近、デブって来てたから良いんですが)

疲れてる時って、感じ方がおかしくなって、大切なものを見をとしたり、いい加減なこと言ったり、感情のコントロールがおかしくなってたり、ってことが起きやすいので、一つ一つを丁寧に、大切に、って思います。疲れる&コミュニケーション量が増える、って時が危険です。「勝手に口が動く」ってなったりするんで。
 相手の受け取り方を想定できなくなったり、逆に、自分の感度を調節できなくなったり(感受性を上げたり、下げたりするやつです。私には結構重要)。疲れるとたまに、中身が剥き出しになった柔いフニャフニャの状態を露呈することがあって、そんな時に悪意に出会うと、結構なダメージを喰らいますからね(コワイ)。働くために、外骨格を装備するスキルは身につけましたが、たまに抜けますね。はい。キャラ設定もずれたりしますね。疲れると。PCでエミュレーター起動しそこなった感じでしょうか?(*1)
先週の無理がたたって、今日は、久しぶりのダウン状態に。ほんとにポンコツです。疲れが表出してきたので、たぶん大丈夫。疲れを実感できると、疲れが抜ける仕組みの体なのです。「集中してると空腹って感じない」「必死にやってると疲れを忘れる」ってありますよね?(*2)
そう言えば、来週の水曜日は、春から指導教官を引き継いで指導してきた学生さんの博論予備審査です。彼は、完全に独力で審査に臨み一度跳ね返された経緯があって、それで、一から内容を見直して、解析して、博論を全て一から書いて、現在のところまで到達しました。働いているだけあって、基本的な能力は十分博士を取るに値する所まで到達しており、あとは、自信を持って審査に望めることかなぁ、、、と思っています。真に受けやすい性格なので(良い意味でも悪い意味でも)。
 ただし、ギリギリ!の綱渡りをしてきたので、論文提出締め切り10日前に初稿ができたり、まだ、発表を一回通して聞いてはいなかったり(ヒェぇぇ)、常にギリギリ状態です。私、だいたい前倒し派なんで、心臓に悪いですね。はい。論文提出数日前に、データ処理に不備が見つかって、再チェックしてセーフとかもありましたね・・・・(ムンク!*3)。
 急にメールで、緊急打ち合わせ可能でしょうか?ってきて、「申し訳有りません」っていう展開に。いやいや、「自分で責任持って、間違い見つけて、自分で対応したんだから、何も言うことないっす。ありがとう」って言いました。「詳細の説明聞かないんですか?」って言われたので、「貴方が大丈夫なら大丈夫です!」、寧ろ、「ヒトは間違える生き物」なので、間違いに気付いた時に何をできるか、間違いを認められるか、が大切なんです、ってちょっと教師っぽいこと言っときました。
 社会人で働いているので、打ち合わせはもっぱら土曜日に。途中、気持ちが下がって、一時的に2ヶ月ほど音信不通になったりしましたが、それをはねのけここまでたどり着きました。月曜(明日)に、同僚の協力を頂いて模擬戦(*4)です。貴重な時間を、ポスドクの方、同僚の助教から頂くので、本番に活かして欲しいなぁと思います。
恩師に与えてもらえたような、「全てを自分でやって達成したかのような自信を与える指導」(*5)は、私には全く無理ですが、彼の人生の中で少なくとも誰かに助けてもらって、「がんばったら上手く行くんだね」っていう成功体験が生まれて欲しいなと思っいます。「博士後期に行って、苦しんだけど良かったなぁ」って、なると良いなって思います。ダメでも、まあしょうがないか、精一杯やったから、と、上手く行っても行かなくても、納得して次に進めるのが大切かなと思ってます。成功と失敗から何かを学べるように。
*1 良く分からん例えですね
*2 秘書さん曰くそれは無いそうです。人それぞれ?
*3 心の描写です
*4 意地悪な審査員を2名配置するという徹底ぶりwあ、私が悪代官役だから、3名か?
*5 自信とは、ほぼ、私の錯覚です。年を取って、大学院の間に頂いた物の大きさに気づくようになりました。昔の自分は、何も気付いて無かったんだなぁって。良い先生方、先輩(府立医大でお世話になった方々)に巡り会えたから、今の自分があるんだと思います。

2021/12/11

2021/12/04

教育者として

自身は、自分で自分が単なるお節介な傾向の強い人、と思っていたのですが、実は多分「教育好き」だったんだな、と思うようになってきました。多分この性質は、小学校の先生をしていた、母親の影響や、勉強なんか色々教えてくれた、兄の影響なんだと思います。

うちの母親は小学校の先生をしていたんですが、孫を連れて行くと、かわいいねぇっていうんですが、でも、常に孫を教育対象として分析していて、ああ、〇〇できるようになったんだね、とか、△△の性質がもうちょっと必要だね、とか、言うわけです。

つ ま り 「孫育て!」

兄貴には、小さい頃、ラジコンの操縦の仕方から、釣りのリールのバラし方から、勉強の復習の仕方まで、色々教えてもらいました。

大学院の研究室では、教授は「手の上で転がす」系の教育方針で、実務の指導は助教の先生に任せつつ、大枠で人が育ちながら、研究が育っていくのを、厳しく(←ココ重要)見守る人でした。M1の自分が、〇〇自分でやりたいんで、研究計画発表させて下さいって言っても、「よし!やってみろ」、んで、じゃあ、「その計画で行ってみようか」、って言ってくれる先生でしたね。人の努力を褒めることで、その先に繋がっていくのを大事にする先生でした。

自分を指導してくれてた助教の先生は、とにかくサポート上手。こっちの考えを汲み取りつつ、引っ掛かりそうな所を事前に踏まえて、分かりやすく学習させること、相手のやる気を削がないこと、を徹底してやってくれました。私が、研究計画を考えるのに、初めの頃、毎週1回1h程度、ディスカッションに付き合ってくれたのは、今思えば、凄いことでした(当時は右も左も分からない…ry)。

更に、大学院の先輩は、プログラムを教えてくれたり、ディスカッションがあれば、すぐに聞いてくれたり、常に、後輩を気にかけてくれる、何でも聞けば教えてくれる、凄い先輩でした。今でも仲良くしてもらっています。追い抜きたくてもなかなか追い抜けない。

大学院の時は、研究室にあるラボのテーマを一通り理解できるように、分子からスライスからニューロン記録から行動から、共同研究者の計算論から、何でもかんでも、とにかく質問してました。4つくらいテーマがあったんですが、最終的には全てを把握できるようになったと思います。

こんな感じで、色んな先生に色々と見守って貰った結果、今の自分があるので、自分も今の学生さんたちに、一人一人何をしてあげられるのかを考えて、接する時間をできるだけ濃密に、意味のある時間にできるように、と思って接しています。もちろん、自分より年下の人は全てその対象なので、出し惜しみはしません。同僚でも、ポスドクでも。ボスは対象外ですが。もちろん。

 人に教えていて、その人の反応や感じ取り方、疑問の感じ方を見ていると、人それぞれで結構な違いがあって、その違いが自分に無いものだったりすると、自分の中に気付きがあって、自分が成長できるように感じます。生涯学習ではないですが、生涯学び続けて新しい自分をつくり続けていけることが、研究者にとって重要なことだと思っています。立ち止まったら終わりのしごとなので。

研究者は常に問題を作って解決するのが仕事なので、「多角的な視点」は非常に重要です。こうも考えれる、いや、こっちの考えもある、といったように、一つのことを多角的に分析して、丸裸にするのは大切なことではないでしょうか。そういった複数の視点を持つには、周囲から教えてもらうのが凄く大切と思います。

今でも良く、秘書さんに「◯◯ってどう思います?」「△△って言われると何感じます?」とか、聞いちゃいますね。初めの頃は、秘書さん「へ?何いってんの?」って、心の中で思ってたと思いますが。

 常に挑戦者、常に一歩先へ、常に新しい思考を、このことを教えてくれたのは、留学先のPIでした。昔、留学時、ボスに「いつ追いつけるのかなぁ?」って、言ったことがあって、「お前よりずっと高い学習率で、勉強し続けてるんだから絶対追いつけない!」と言われた事があります。まあ、そう思うべきライバル?と多少なりとも思ってもらえたのかもしれません(自己肯定的に捉えると)

ラボを離れるサヨナラ会で「I have been horned working with you 」と刻印した、ipadを貰ったボスの粋な計らいは、忘れることのない生涯の思い出です。


自分は他の研究者に比べて、色々と疑い深く、自分が納得するまで自分の結果を信じない傾向が強いのかもしれません。また、新しい技術に対して、結構懐疑的で、保守的な思考があるようです。この性質のせいか、論文化は常に遅く、器用に売れる論文を作るのが得意ではないため、マニアック系の論文を好む傾向が強いです。

 現在のIF産業には不向きだなぁ、、、と思いつつ、一つ一つ積み木を重ねるのが科学だと思って、地道に作業を繰り返す、そして、一歩でも二歩でも今より前進することを続けていくんだなと思ってます。そんな中できっと、ブレークスルーにであえるようなヒトトキが訪れることもあるかもしれない、と思っています。

「常に一歩前へ、生産性のある日々を!」

もう、研究者人生半分過ぎちゃいましたが、科学を引っ張る次の世代を引っ張って、一緒に成長して、もっともっとオモロイ事できたらいいな、って思ってます。

生きている間に脳がわかったと思える瞬間に立ち会いたいなぁっというのがモッパラの目標です。それは自分ひとりで出来ることでは到底ないことなんで、周りの皆の力を借りて、一緒に進んでいけたら良いなって思います。

そのためには、この難しい日本の研究環境の中で、精一杯やれることをやって、一緒に活動する人が納得して科学できるようにすることが、自分の目指すべき方向性かなっと感じます。ポジション取れた所が自分の科学するとこですよね。

2021/11/27

PIの仕事:自分が身につけるべき力

 PIの仕事

.研究のゴールを提示する(旗を振る) 2.研究資金を提供する(お金を取る)  3.ゴールへのアプローチに自由を与える(本人の能力に応じて)  .論文を生産し、繋がっているメンバーの業績を作る 
.話を聞く(相手の状態を把握する)  
.差し入れをする(学生は大体貧しい)
7△.笑い
1-6.私の恩師PI二人がしてくれたことのまとめ(◎、○、△、☓で自己評価)

自己評価的には、1~7の項目全て、スキルレベル中程度くらいにはなったと思う。いや、笑いが足りないか!!??
親父的な笑いが多い気がしていてですね。つまり、愛想笑いさせてる!?)

2021/11/03

基礎研究の大切さを伝えるために!

 基礎研究の大切さの伝え方!

☓「将来役に立つかわからないけど大事」

○「当時は役立つかはわからなかったけど、今は○○に役立ってる」

っていう例を挙げる。短期的には役立つわけではない。

例:DNAの発見とか、今、ほぼ全ての病気の診断と治療に役立ってますよね。発見からPCRの原理の開発まで、時間はかかっていますが、全人類が恩恵を受けている。

こんな感じで、伝えたい!!!

2021/10/31

目標の変更&生活スタイルの変更

 助教で無期雇用になって3年が過ぎました。助教5年が有期だったので合計8年です。

3年前から就活を始めましたが、業績不足&競争の激化で、全然PIポジションが見つかりません。そこで目標設定を変更することにしました。

これまで:1年に一本論文を出版する。時々大振り

これから:2年で7本論文を投稿する。3本を大振りする。

昨今の日本のjobマーケットの競争激化に加え、自身の分野が霊長研問題と直結する分野だったりと、元々募集の少ない分野が更に細くなるという状況です。この2年でとにかく生産して、PIポジション見つけるための就活に繋げる!というのが目標の変更内容です。

 この目標達成のために労働時間を確保するために、日曜も少しの時間でも働くことにしました。1hでも2hでも、細かな時間を作るのが生産のためのコツです。

実験も継続して行うので、学生さんに来て貰えば即戦力でガリガリ研究一緒にしたいと思いますし、科学の楽しさを共有したいと思ってます。学部の1年でも、修士の2年間でも。

頑張りどころだなぁって思います。

2021/10/15

自分の力が出る時

”どういう時に自分が頑張れるか”は人それぞれですが、私は明らかに人のために何かをする時の方が、困難と感じることを乗り越えられるし、やって良かったと思える事が多いです。研究者としてそれで良いのか!?という問題はありますが、教育者としてはそれで良いと思います。

 研究者の中には教育全く力入れなくて研究だけしてるから成果出るんだみたいな話もあったりしますが、研究者としてみればそれは正しい選択で批判されるべきことではない様に思います。ただ、大学にいる以上は教育で辞令が出てるし、教育で給料を貰っているので、結局のところ、”研究”も”教育”もできる凄いやつになれれば良いんだと思います。

 研究者という観点からは、私は1.5流くらいなので、まずここを1流に近づけないと、言うこと言えんなぁと思って、論文カキカキですね。力が無い者は意見を言っても聞いてもらえない!正しいことをしたければ偉くなれ、は、本当にその通りだと思います。

ま、ぼちぼちがんばります。

2021/10/09

技術職員を募集しております。

私と一緒に働いてくださる方を募集しております。

https://www.tsukuba.ac.jp/about/jobs-information/pdf/202112061348.pdf

研究者として生き残るためにすること(神経科学の助教のまとめ)

 自身の経験から「研究者になりたい学生がやるべきこと」をまとめてみた

1.大学院生

博士後期課程に進むなら、上手く行かなければすっぱりと諦める程度の覚悟を決めて進学することが必要です。しっかりと研究成果を出すために、働くのと同じで決まった時間で生活を組み立てる。60h/week程度の時間を研究に費やす。私は、だいたい10h/day✕6でした。ここで、自身が研究者として食っていけるのかを、自身で判断することが重要です。自分は食っていけると思ってアカデミックに残ったけど、自分が思ったほど成果を挙げられていないです。

最低目標:博士の間に1本、自身で全て説明できる論文を作成する

中間目標:メインの仕事を1本、サブの仕事を1本論文にする

高い目標:Cell, Nature, Science, Nat Neuro, Neruonなどの高インパクトジャーナルに論文を投稿し、運が良ければゲットする(私は外れました。1回査読には回ったけど)

なお、博士の間に、分野の必読書を英語+日本語で読み、基礎知識をつける。論文はアブストのみ読んだ物も含めて、300報程度を読む(分野により異なると思いますが、自身の論文作成に関わる必読論文+興味を持った関連分野でそれくらいでした)。自分の研究に関わる論文は全て網羅する。Fellowには必ず応募する(例:学振)。米国ならGrant writingのコースがあって、学生の時からお金を取る技術を学びます。

研究以外にも友達や家族など、繋がりを持ちましょう。趣味も大切です。デスクワークが増えると体調を崩しやすいので、定期的に運動をしましょう。研究が上手く行って楽しい時は問題ないですが、上手く行かない時こそ自身の力が試されます。その時に、人と繋がっていることは凄く重要です。

また、必ず休みを取りましょう。規則正しい生活を繰り返すことが、心身の健康に大切です。大学院生は社会に出たことが無いため、労働の厳しさに負けやすくなります。アスリートが行うような、メンタルトレーニングを行うことが重要と自身は思います。研究=知の挌闘技と捉えるくらいが丁度良いかと思います。

最後に博士論文を書く時など、全てにおいてですが「シングルタスク」をすることを勧めます。一つ一つの作業・業務がアヤフヤなのに、あれやこれやとやると、前に進みません。マルチタスクは効率が落ちるので、シングルタスクの精度が上がってからやりましょう。悪い言い方をすると、マルチタスクが逃げ道を用意することになり、一つのことをやり遂げられなくなります。

補足:私は競争が嫌いな人間なのですが、研究者になりたいなら競争する以外道はありません。プロ野球選手と同じです。プロの研究者になるために、競争に勝つための技術・戦い方を身につけるのが重要です。


2.ポスドク

日本をでて、世界的に見て「科学の中心地」でポスドクを行う。中心には人と金と情報が集まる。できる限り、ビッグラボに行く。また、若手で無期雇用を得る前後のPIは生産性が高くお勧め。大御所で生産性が落ちたPIのとこは行かない方が良い。自身が行ったラボは、PI50歳の確立した大御所でしたが、非常に生産性高く科学を営むPIで、サバティカルを取って本を1冊書いてました。その間に、大西洋をヨットで横断したりとか。1に生産、2に生産、全てまず論文生産(自身のホームラン狙いが外れ空振りし続けた経験からそう思う。とにかく高IF雑誌を振りまくる。最近はIF10以上の論文沢山ありますからね)。これに加えて、最先端の情報が集まる中心地で将来のネタを考えるのも大切です。IF産業は流行りに乗れる力が必要なので、流行りを作り出している世界の中心を感じるのが重要だと思います。ある意味、ファッションの流行りと同じと考えるのが良いです(ファッションの流行りは業界が決めている。今年の流行の色と形はこれよ!的なw)

海外の行き先を決めるには、1.科学、2.文化、3.食事、を考慮することが重要です。日本の科学水準、今はまだ高いですが。。。日本ほど便利な国はないので、大概の物は日本にあります。何をしてもほとんど間違いがなく、電話一本でスグ対応してくれるサービスを社会全体が提供している国は、どこにもないです。海外に住むと、凄く色んな違いがあって苦労しますが、色々な価値基準が身につくため、人間としての生きる力が付きます。”苦労は買ってでもしろ”的なものかもしれません。日本に居ても、海外の研究者との人脈はできないので、ビッグラボに行き、優秀な若手研究者と切磋琢磨し、人脈を築くのが大切と思います。

 日本で研究を続ける場合には、できるだけ早くポスドクを脱し、大学の機関職員として無期雇用を助教で得る。特任○○は時限付きのお金の雇用なので、ある意味ポスドクと変わらず、お金が切れた瞬間に職位を失うこともある(例えば、特任准教授だったけど、ポスト見つからずポスドクに戻るとか)。ポスドクは3年1サイクルを基本とし、2ndポスドク程度までが目安。3年いるとラボの技術をだいたい吸収できるので、それ以上の滞在は逆に学習効率が落ちる。

最低目標:1年一報の論文を生産する。仕込みの時間を入れると、これは結構シビアな目標だけど、とにかく生き残るためには生産。

中間目標:年一報&IF10以上の雑誌を1報はだす。主に姉妹誌。

高い目標:Cell, Nature, Science, Nat Neuro, Neruonなどの高インパクトジャーナルに論文を複数回投稿し、できるだけ多くの成果を得る。多ければ多いほどよいPI職が得られる。(私は全て外れで、負けた数なら多分人に負けないと思う。嬉しくないけど、鈍感力が付きます。元は繊細で内気な人柄なんですよー)

Grant書き、Fellow書きは常に行う。米国だったらK99/R00などお勧め(私は落ちました)。民間の助成金も書く。

最後に、ポスドクの給料は自分のボスが出してくれています。従って、仕事の優先順位は、常に今のボスになります。ボスもラボに現在在籍しているメンバーの優先順位を最も高くしてくれていることが多いです。従って、昔の仕事を出版させる必要がある場合には、家でやる、空き時間にこそっとやる、など、追加の努力が必要になります。この際、少しずつマルチタスクに慣れていくことが、重要かなと思います。

補足:海外で色々経験することで色んな事が見えるようになり、良いことも悪いことも経験して、人生が豊かになると思います。海外ポスドクの給料は安いので、これじゃ家族で食っていけない!と思って、必死に就活を始めました。自身の場合。


3.ポスドク終盤

上記の段階で溜まった成果に応じて、PIポジションを探す。世界で探すのが良い。就職はとにかくニーズマッチ。相手のニーズに自分がマッチしていると思われる所に出す。

ベスト:研究の中心となる機関(日本なら、旧帝大、理研、その他諸々)でPI職をげっと

ベター:大学の機関職員としてテニュアトラックポジション(任期無しならなお良い)を得る(主に助教)

まだまだ:海外から日本に帰る場合などは、ポスドクで帰る事もある。その場合は2を続ける。ちなみに、私は修士課程からポスドクの途中まで、10年間で論文が2本しか生産できず、かなり苦しみました。その理由は、振ったけど当たらなかったを繰り返したためです。そこで、戦略を切り替え、とにかく書ける論文は何でも書くという戦略に変更しました。もちろん1本を仕上げる大変さは、どの論文でも変わらないので大変ですが、「論文を生産できなければ科学者ではない」のは、世界共通だと思うので、「とにかく書く」が大切です。

補足:現在は、日本に常勤職が非常に少ないため、ポスドクで日本に戻ることも多い。一生ポスドクを続ける可能性も考慮に入れた上で、自身のキャリアについて考え、必死に就職活動をすることになります。私の場合、知人の研究者に聞きまくって、たまたま期限付きのポストを公募で得ることができました。同業者の信頼を得ることは非常に重要です。PIがラボを立ち上げる際に助教が付く場合もあるので、その際に、信頼できる力を持った人に来てもらい、ラボをしっかりと立ち上げたいという目線で人を評価します。医学などにまだ残っている講座制の助教ならテニュアトラックの事が多いですね(特任○○じゃなく機関職員)。理学部系は、助教からPI職になってきてますね。Co-PIみたいなとこもある。


4.PI職を得るために

自身まだゲットできていない。とにかく3種の神器(原著論文、Grant取得リスト、押して頂ける推薦者)を揃える。なるべく早く助教でも無期雇用の職につくと、戦略の幅が広がる。長い目でみた研究の組み立てができるので、1~2年で成果がでる以外の研究をやりやすくなる。勝ち組に入れば(雲の上の存在の人たち。若くして当てた人たち)更に勝てるようになるのが、現在の日本のお金の配り方。これは、世界的に同じ傾向にある。皆、若くて優秀な人が好き。生物は若いほど価値が高く見えますからね・・・・(*)

今、就職戦線を抜け出せるように、自分の殻を破って、とにかく生産しています。IF高い雑誌を次々振るために、どんどん弾を込めましょう!


5.就職戦線でやること(←今ここ)

まず、自身の売れる対象となる学部、学科を絞り、そのそれぞれに応じてアピールできる申請書を作成する。私の場合、1.医学部の生理学、2.理学部の生物学科、に絞りました。他は出していません。中国も一時期考えましたが、今はまだだしていません。

現在、医学部では3回目の面接に呼ばれた所。私立大学、地方国立大学、研究大学、トップ10大学、で求められる内容は違いますが、とにかく、1.研究実績、2.教育実績、3.資金獲得実績、4.押しの貰える先生、を揃えます。今、業績インフレとともに採用者の年齢が上がっているように思います。40~45くらいの働き時の研究者が買われる感じと思います。私今45歳・・

ひぇ・・

申請はJrec-IN見てとにかく投げまくるわけですが、面接に呼ばれるようになると、続けて呼ばれる感じがあります。私はこの半年の間で3回面接に行きました。全て医学です。だいたい、教室の准教授の先生+2~4人、くらいの戦いになるようです。まだ、ポジションを得ていないので、成功に裏付けられるノウハウはありませんが、必要なことは「ニーズを知ること」です。大学毎に抱えている問題は違うので、その大学大学でニーズをちゃんと把握できると、一番自分の良い売り方が決まると思います。

私の場合は、授業実績(そこそこある)+論文実績(数はある。IFはそこそこ)+Grant(助教だった割に良くとってる)の中で、研究業績を押し気味にできる場合はそうしてます。なお、面接の受け答えで、自分自身がどのような人間なのかわかるように、統一感のある返答をするように心がけています。私の場合、ごまかすのが苦手な性格だったり、都合のいいこと言うのが嫌いなので、思ったことを自分の不利になっても言うようにしてます。

 ちなみに2022/9に准教授に上がりました。ずっとうちの医学は准教授人事がほぼ止まってる状況だったんですが、動き出した事で公募を経て昇進することができました。内部のお世話になっている先生方に感謝です。ちなみに、准教授であることも医学戦では大切なポイントと思います。准教授の看板により、内部でちゃんとやってたのね、っていう一定の評価が分かりやすく見えるようになるからです。内部の先生方も、ラボ持ちたいという気持ちを汲んで下さる先生方がいらっしゃいますし、人と人の繋がりで社会はできていますし。一人では研究も何もできないですから。

あとは、ひたすら打席に立つことですよね!今頑張ってます。


6.PI職を得てやること

まずは、PIになってすぐパフォーマンスが落ちてしまうことのないように、開始から3年程度で論文を投稿。足場を築きつつ、大物を作れる準備をする。学生さんは、個人の能力とモチベに合わせて、1に述べた目標設定を一つづつ作る。研究する前に、まず人としてちゃんとするのが重要なので、社会に出ていける程度の振る舞い、自主判断力、ナドナド、足りなければ教える。もちろん、辛いと続かないので、うまく行ってもいかなくても納得した時間を過ごせるように、環境を準備してあげないとな、っと思います。

自分がこれまで恩師にしてきて貰ったことですね(学部の研究室の先生、大学院の助教の先生、大学院の講師の先生、大学院の先輩、NYのポスドク先のPI、NYのポスドク先のラボマネージャー、NYのポスドク先の同僚、NCNPの同僚、筑波の同僚、秘書さんにゃどにゃど)。人に助けてもらったことに、素直に感謝できるのが大切です。

蛇足:良い研究を楽しくしたければ、良い研究環境を得る必要がある。そのためには、ポジション獲得競争に勝てる実績(論文の生産、同業者からの信頼(日本のコネではない)=ビッグラボに行く)を揃える。

 私のキャリアを見ていただくと分かるが、ほぼこの全てに成功していない。他人より抜きん出る何かが無いので、44歳でもPIポジションを取れていない(現在45歳になりました。2022/9)。しかし、上記の努力を続けることで、業界で生き残る程度の業績は出し、自身のアイディアで研究を続け、楽しく(ラボの看板持ってないけど)研究を続けている。一生助教の可能性も大いにあるけど(運良く昇進しました)、まあ、その時はその時で、自身の研究を楽しみ続けるのかなと思う。まあ、そういう人生ということだと思う。そりゃラボの看板なければ自身の研究と100%とは言えないので、運営の責任を持てることを含めてPIにならんとだめですよね。

 2021年10月現在、諸事情により、助教になった後の8年間で大学院生が一人もついていないため(最近までずっと実験スペース足りない問題があったので)、学生さんの育成と後進の指導に飢えている。人を育てるのは楽しいし、自分の成長にも繋がる。そんな助教でも良ければ、是非是非一緒に研究したい。博士後期の研究指導担当はちゃんとありますので、きっちり世界を目指して教育は行います。

 なお、2022年から、学部3年と4年と一人づつ指導して一緒に研究できることになりました。秘書さんも含めて4人のスモールチームですが、ポスドクの方一人来てくれたら一番いい体制だなって思います。

 私の研究予算は平均500万/年をこの10年ほど続けているので、自身の研究に困ることは無いけれども、もうちょっとお金取らないと、日本ではラボ持つ競争に勝てない現状があります。2022年から年1~2k万が5年のお金を頂けることになり、ポスドクさんを探す事になりました。良い人と巡り会えるといいなぁと思いながら、現在、募集中です。

補足:現在、50~60歳の研究者が大学の2/3程度を締めており、非常にポジションが少ない状況が日本で続いています。私の年代40前後は、大学院重点化の世代のためアカデミックで働く研究者人口が非常に多いです。しかし、あと、10年ほどすれば定年退職によりこの状況は改善されると思うので、今から大学院に入って研究者を目指す人には、状況が改善されると思います。昔に比べて、大学院生向けの各種の助成金も豊富です。研究者を目指すのも多分悪くはないと思います。文科省はむしろ、もっと若い人(39歳以下)を増やしなさい!っていってるので(*つまり自身は…ひぃ…以下略)

*少し冗談も入っています。また、研究者の捉え方は、私個人の経験に基づきますので、人により、立場により、見える世界は違うと思います。あくまでも個人の体験記ですが、これから研究者のプロを目指す人の参考になれば。楽しく研究できるといいですよね。恩送りは大切ですね。

2021/09/30

動物の行動経済学

今日は、公立はこだて未来大学の川越先生のセミナーにお邪魔して、神経経済学のトーク。主に、サルの消費行動ってヒトと同じなの?違うの?をテーマに、楽しくお話しました。
神経経済学の面白さを伝えていきたい!あなたが何故そう決めたのか?脳の仕組みから 判断を解き明かす のが面白いところだと思う。

2021/09/05

7/11

 晴れ後 雷雨 まだジョギング半分残ってた。。。

今日はずっと晴れてたけど、ジョギング行く直前に雨降りそうだけど大丈夫かなぁ、、、と思ってアメダス見て、まあ、いいかぁと思ってジョギングに行きました。。。。
豪雨、、、走ってる人が他にもいた。
後ろから来たおにいちゃん「雨ヤバいっすねぇ」
私「雷もヤバいですよね」
、、、、、
以上
颯爽と追い抜いて行きました。
最近は、ジョギング後にアイシングをしていますが、効果がすごぃ。アイシングした部分だけ全然筋肉痛にならないっす。疲労が抜けるのが凄い。毛細血管を縮めて広げて体ってすごい。
ジョギング9km, 55min, 体重57.2kg

6/29

 サルで採択されていたのは大御所でした。戦いの舞台だった1Aは、採択若手率60%という驚きの数字が。単純に優れた提案書が多かったのでしょうが、中堅の年代になってしまった自分の戦いの厳しさを実感する数字でした(*1)。

 若手外の採択者4人の中にサル二人だから、ラボ持って確立してる二人を圧倒するようなパフォーマンスは無かったので、まあ、やむなし。次があれば頑張ろうと思います。
 やっぱり、もっと「病気の理解にどう役立つのか」を明示的に、かつ、中心的に述べる申請書にする必要があるんだと感じます。技術開発とはいっても。。。グラントの求める趣向に合わせきらなかった部分で点が下がったのが、次回への課題かなと思います。かといって、実現可能性の低い夢的な申請書はあんまり好きじゃないので、精神疾患が原因不明の現状で、でも、どこまで、どう、精神疾患の解明に役立つのか、一歩踏み込んで書けるようになるといいなぁと思いました。
お金ください(*2)。
サラダバー(*3)
*1:気づいたらすぐ中堅で無くなってそうで怖い!
*2:就職のための支度金的な物が足りないのです。決して、金の亡者ではありま・・・せ・・・。
*3:お金の無い大学生に嬉しいあれです。

6/27

 昨日はWeb大学院説明会を無事終了しました。動き出しから開催日まで約1ヶ月という強行軍でちゃんと集客できたので良かったです(*1)。

前回に引き続き、昨日もなんでも相談室をやりました。なんとなく神経科学や心理学に興味があるけど、具体的に何を研究できるのかはっきり分かっていない学生さんが沢山足を運んでくれて、雑多な話を色々しました。もともと内向的な性質が強い私が相談員かい!と驚く人もいるかもですが、最近職業的にコミュ力を高めたので、色々ざっくばらんに話せるようになれました!圧力ゼロで(*2)
やってることは、カウンセリングに近いことだと思うんですが、1.各人の思っていることや考えていることをできる限り言葉にして貰う(言語化)、2.1のプロセスから個人が必要としている情報を把握する(分析)、3.把握した内容のうち、優先順位の高い物から相手の理解度を把握しながら情報を提示する(分析の確認)、といった感じです。
 こういう役割で大切なのは、1.まず相手の話を聞くこと(*3)、2.ある程度話を聞いたら、相手の言っていることを確かめるために質問すること、3.ある程度把握できたら一番重要そうなことを一個伝えること、かなと思いました。
 心って何なのかしら?って漠然と考えている人もいれば、とある分子の機能に興味がある、って人まで幅が広いので、オープンな気持ちで、同調して、本人の思考の現状に近づくってのが、大切なんだと思いました。
一番大切なのはフェアな気持ちを持って、相手に知っていることを伝えることだと思うので、時には他の大学院の〇〇先生のとこが良いんじゃないというような話をしたりしました(*4)
結局、ちゃんとニーズマッチすることが大切で、マッチしないと色々不幸が生まれますからね・・・・(*5)
大学院説明会に時間をだいぶ使ったので、解析をヒタスラぽちぽちダラダラと続けて、ようやく8合目に到達。結果は、まあ、予想の範囲ですので、生産はできそうという程度かなぁ。
*1:心のなかで自分に拍手を!この仕事が急に来たおかげで、さきがけ出せなかったけど。。。。。グエェェェェ。
*2:ラボの後輩と話している時は、もっとこうしたら良いかもみたいに話すので、圧を感じる人もいるようです!
*3:お客様は神様です。
*4:お客が逃げていくぅ~
*5:何でも良いこと言う先生には注意よ!自戒を込めて。

2021/07/10

2021/6/19の日記

 最近思うのですが、PIになって運営業務で忙しくなった時に、それまでの研究アイディアの蓄えが無かったり、新たな研究アイディアを出すための勉強をしなかったりすると、どんどんネタに詰まってジリ貧になっていくんだなぁと思います。

 恩師がO大に居た頃は忙しく、あまり研究にエフォートを割けなかった状態だったように思いますが、その後、大学を移った後に少し時間ができたら、必死にラボセミナで毎回勉強しまくって論文紹介をしていたのを思い出しました。研究に詰まった現状を打破しようとしていたんだと何となく思います。
 自分の研究がネタ切れにならないように、常にネタ帳をカキカキしつつ、時々電車の中で見返して、実際に使えるネタを選別して行く作業はずっと続けています。また、自分の研究とちょっとだけ接点がある本を読んで、自分に無いアイディアを取り込めるように努力を続けています。今は、情報学の本と、微生物の本がちょっとしたマイブームです。ちょっと前は、量子コンピューターがブームでした。おかげで、現在一人で研究をしていても、研究の看板は4~5個くらいに増えました。ラボを持ったら、一気に色々拡張できる準備はできたなぁと思います。
 PIになった時に一番怖いのは、自分の研究が狭すぎて、ネタが切れて自分のオリジナルなアイディア無くなって、金を集めるだけになってしまうことかなと思います。お金を持ってこれなければ勿論PIとは言えないのかもしれませんが、アイディアも知識も独自性が無くなってしまったら、学問の自由すら霧散してしまうわけですね。PIが学問として抜きん出た研究アイディアと知識を見せつけるからこそ、ラボの学生は同じ夢を追うのかなぁ、情熱が伝染するのかなぁ、とぼんやりと思いました。常にアイディアを考える努力を続けてこそ、最前線に立ち続けることができるんですかね。
 生涯ずっと研究を続けていけてる恩師(*1)を見ると、そこまで情熱を傾けられるのが本当に凄いなぁと、でも、追いつけ追い越せと思うのでした。大学院生の頃からずっと追いつこうと思って研究をしてきたわけですが、まだPIにもなれていない私は、研究者とも呼べない何者でも無い存在とも思われるので、とにかくラボを持つためにできることはするんだ、と思ってデータ解析を続けるのでした(*2)。
転機の子、現れてください(*3)。
*1:まだやってるのというツッコミはすぐに想像できます!
*2:プログラム走らせて解析してるのに、非線形回帰のパラメーター推定の解析が複雑過ぎて、すぐ局所解に落ちちゃうので、そのエラーの度にヒタスラ手動でプログラムを走らせなおすという、拷問のような手動解析を速く終わりたい。解析対象の細胞が多すぎて死ぬる!
*3:神頼みしようかしら

2021/06/13

研究に必要なもの・今の自分に必要なもの

 研究に必要なもの
・情熱、以上
あと、健康と生活費かな。大学院生だったら。

今の自分に必要なもの
1.2年以上いっしょに仕事できる大学院生
2.PIのポジションを取るための三種の神器
 CNS+2:Cell,Nature,Sience,NatNeuro,Neuron
 1000万/年の予算
 押しメンの存在
3.論文をとにかく沢山:ホームラン出ないなら数で勝負
 一本投稿中、次の一本のために解析半分、その次の一本用に共同研究枠組み確定済み、その次の一本用にデータ確保済み、う~ん。4本文では数で圧倒は無理か。1年で4本書くとか無理だし。。。
4.夢のある研究
 ネタを実現すべく実験系を立ち上げ中
5.人が増えた場合のサブテーマ
 4つほど並行して進めてる
6.PIポジション
 ひたすら応募中
7.一緒に研究に情熱を傾けられる同士
 ポジション取れたら誘う人考え中
8.ランニングコスト
 年500万くらいの予算を継続確保。

ラボ持ちたいですね。研究者は皆さん思うことですが。
さ、がんばろう。

2021/06/05

計算という名の何か

 計算神経科学は、基本的にはある仮定に基づいて成り立つ学問です。それは、神経細胞の活動の特徴が、ある数学のモデルによって模倣することができるという暗黙の了解です。近似的に表すことができると言っても良いのかもしれません。

 従来の計算神経科学の研究は、線形代数の組み合わせからなる演算アルゴリズムを見つける物が多数を占めました。個体への入力を担う網膜の細胞や個体の出力を担う筋肉を縮める脊髄の運動ニューロンは、細胞の活動の頻度と誘引される物理量/誘引する物理量がほぼ線形に近い関係にあったため、そのような研究が盛んになったのだと思います。

 私が研究を始めた20年ほど前は、発火頻度に意味があるという”仮定”に基づいて様々な認知・運動機能に関わる脳活動が調べられまくりましたが、その当時からこの前提がもの凄く気持ち悪いと思っていました。実際、統計的に発火頻度に差があれば、意味があるという発火頻度万歳主義とでもいえる風潮がありました。もちろん、発火頻度を調べたら色々わかることはありますが、それは単にEEGの事象関連電位を調べたら脳の計算機能がわかるぜ!と言っているのと、大きな差はないという気がします。心理学的には感覚運動事象の何に関連する活動なのかを調べることは大いに意味がありますが、計算という観点からは活動が変化したから意味があるとは思えない感覚があります。

 2010年頃から、この風潮は徐々に変わり始め、今は、より複雑な計算の仕組みが提案されていますが、やっぱり、神経細胞って何を”計算”してるの?っていう、疑問は全く変わりません。結局、個々の細胞が活動電位を伝えてる配線がわからない状態で、個々の細胞の活動から(配線を無視して:分かりようがないので)計算と言う名の何かをあれやこれやと議論しているんだと思います。

 自分が生きているうちにスタートレックのような世界がくるとは思えませんが(分子リプリケータ‐で、脳を再構成しちゃうやつですね)、脳の深淵の一旦を覗けるような世界に到達して、何やゾクッとしてみたいなと思います。そうしたら、今の神経科学が骨相学みたいなことになることも無いだろうし、医療にも、リアルライフにも、気軽にオシャレに神経科学を適用できる世界がくるんじゃないかなっと思います。

後書き:雑感なので、日々前進の努力を続けている研究者の皆様を貶めたり、煽るような意図はありません。もし、文章を読んで不快に感じられた方がおられましたら、適宜文章を修正致します。多分こんな文体になったのは、自分が自分に不甲斐なさを感じているからだと思います。生産を優先するために挑戦を後回しにするからでしょうか。。。。後ろ向きの思考もたまには良いのではないかと思って、カキカキを終了です。




2021/05/29

2021/5/22

 先週久しぶりにストレスからダウンしましたが、その影響が続いているのか今週もイマイチな日が多く、寝落ちしたりしました。なんか、以前凄くストレスが強かった時に急性ストレスっぽい症状が出たりしたのですが、その後、まれに疲れるとその時と同じ様な症状になったりします。

 自己診断的に過敏性腸症候群っぽい感じで、ストレスを感じると内蔵の調子がおかしくなって、特に身体の内部に痛みを感じる感覚がでてきます。その後、全然消化されない感じがあったり、急にお腹を下したり、そして、普通に戻るという流れが毎回あります。。あと、精神的に疲労を感じやすくなったりで。実際、過敏性腸症候群の国際診断基準にバッチリと合致しているんで、なんとなくそうなのかーーと思ってます。
 ストレスが少ない仕事環境になってからは、2,3年して不調がだいぶ減ってたんですが、最近、忙しかったので久しぶりに、症状がぶり返した感じです。仲良く付き合っていくのが大切ですね。
今週も土曜はお休みして、2周連続2日休んだのってすんごく久しぶりだなぁとリラックス致しました。熱血少女サッカー漫画が楽しいです。三味線漫画はちょっと暗めの設定なので、元気無いときは引き込まれやすいので、スポ根が一番です!
常に全力の恩師のようにはいきませんが、ジリジリとできることを頑張ってやって、ラボ持てるようになりたいなと思います。
ジョグ9km,52min。
久しぶりの長距離のわりにまあまあ走れた。

2021/5/17

 もっと突き抜けたいなぁと思う今日この頃。なんとなくこんくらいでいいか、みたいに思うことがあって、でも、モットモットとセッセと穴を掘って、上を見上げたら何処にいるかわからなくなるくらいの研究をしてみたいです。

つまり売れない研究になること間違いなしなんですがw。真剣と狂気の境目は非常に曖昧すが、狂ったくらいに突き抜けた(でも多分売れない)研究をできたらなぁ(現実逃避)。
売れ易いように加工した模造品を見ると、最近なんだかなぁと思って見てしまうことがあって、ちょっと自分が歪んでるなぁと思います。

2021/05/23

2021/5/15

 今週は色んな雑多な用事をとにかく超速で回転させる仕事をしていたら、疲れ切ってしまいました。大学院の宣伝用のポスターがゼロから見積もり・発注・入稿・ゲラ確認まで、わずか1週間で終わったのは、沢山の方に協力頂いてこそできたことだと思います。凄い反応速度で協力してくれた皆様に感謝しかありません。

メールにチャットに電話にと、連絡を取り続けて無事、最速の発注になりました。出版社の方も、日時の迫り具合をポスターで見て、夜の1時に再見積もりを出してくださるという協力も頂きました。新人教員の方のサポートもすんごく助かりました。本当は新人の人にこんなに雑多な仕事をお願いしては行けないんですが。
 有期の契約では、研究成果出さないと食っていけないですからね。私も成果出さないといけない同じだけど、無期雇用になっているのでだいぶ状況が違うので。
そうはいっても、1週間研究のことを何も考える時間取れず戦慄していたんですが、調子が崩れたままでは何もできないので、土日はぼーっとゆっくり休む事にしました。
 体調不良が治ってきてやる気は戻ってきましたが、どうもマルチセンシングに間に合いそうもない現実が迫ってきて、ヤバヤバと思いながらエディターキックの論文を横目に、気を取り直さないとなーっと、ぼーっとして元気を蓄えることにしました。自身のcitation indexを上げるのが、研究者の命とも言える現実がここに!
 何かが急に変わることは無いので、一つ一つできることを進めて、積み重ねることが大切ですねぇと思いながら、宝くじは買わなければ当たらないからせめて買えるところまでは持っていきたい(@2Week)と思いました。
色んな生産とは無関係の〆切が多すぎてぇ・・・!グハァ
頑張ろう(*1)
*1:最近の合言葉です・・・

2021/5/8

世の中の中間管理職の皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。サンドイッチはお好きですか?

この所、もっぱら中間管理職業務の効率化を開拓中です。今年から色々と運営業務に携わる事になったので、より一層の業務の効率化が必要不可欠になりました。自分一人でできることは限られていますが、自分一人でこなす業務が格段に増えるということは、即ち、業務の効率化or長時間労働という選択に迫られます(*1)。
 現実的な選択としては、これまで研究に費やすことができていた時間を削って運営業務の時間に当てることになります。だがしかし、それをやっていると運営業務で一日がおわってしまう&色々終わってしまうので(*2)、実質的には、業務の更なる効率化と労働時間を伸ばすという選択が正解であると思われます。別の選択肢としては、とにかく大きな金を取りに行って、そのお金で一緒に働いてくれる技官さんや研究者を見つけるのもありなのかもしれませんが、そんなウハウハな現実はありません(*3)。
 こんな駄文を書いている暇があったら、グラント書きなさい!と恩師に突っ込まれそうですが、今日は土曜で自由営業日なので、ダラダラとデータ解析を久しぶりにして、次の論文のネタを仕上げないとと、ツラツラ思うのでした(*4)。
・常に全力で
・常に新しい研究を
・常に挑戦し続ける姿勢を
というのは、自分が大学院生の時に恩師が背中で見せてくれたことだと思います(*5)。同じようにできることかは分かりませんが、自分なりの努力と初心を忘れないようにして、ダラダラと解析しながらグラントを書くべし、と思って駄文を終了するのでした(*6)。
*1 andが実際であるというツッコミは無しで!
*2 研究者として終わってしまうというツッコミ大歓迎!
*3 いつの時代だよ!というツッコミは無しで
*4 書くのが難しいグラント書きを逃避しているという現実がここに!
*5 私の勝手な解釈です
*6 気ままに書いているのですが、後から読むと、何書いてるんだ?、、、と思うことが時々あります。。。

2021/5/4

雑多な書類書きや運営企画案を書き終えて、ようやく今年のさきがけの計画案を考え始めました。

ムズい!!!
久しぶりに自身の狙える範囲に入る さきがけ ですが、多感覚システム恐るべし。お題が狙ってる範囲が広くて色んな人が対象になるうえ(敵を知る)、自身の計画考えてくと相当風呂敷広げないとアカンやつで(己を知る*1)、これまでの研究経験から提案できる計画は”マルチ”的要素が少ない感じがあり(己の限界を知る)、、、、対象が広いから審査員も幅が広くて(ルール、採点基準を知る)、
あ、これは、まさに作文力勝負ね、と思った次第です(*2)。
ちょっと採点競技系のスポーツ見たいね(例えばフィギュアスケート)と思ったりします。華麗さゼロだけど。
昔から作文大嫌いで文才の無い私が、この1,2年ヒタスラ作文に注力しているのは奇跡に近いのですが、作文の後にある面接(*3)もまた中々難しい題目ですよね(*4)、と、だいぶ歳をとったわりに成長が足りない、という現状に直面して思考停止しました。
10年ほど前に、留学時代に「もっと成長して下さい」と、言われた恩師の言葉がふと頭をよぎりました(*5)。
*1順序が逆、まずは自分からだろというツッコミは無しで!
*2常に作文力が合否の分かれ目というツッコミはなしで!
*3瞬発力系競技ですね
*4最近、そうとうずっこけました。
*5もう10年経ったのが恐ろしい。現状を早く抜け出さないと!
さ、作文しよう。

2021/5/2

 コロナを早く収束できるように行動して、そして、コロナに対応した上で最大限生産的な日々を送れるようにするのが、研究者が今できることなのかなぁ、、、とぼんやり思ったりします。

最近なんだか、教育の事だったり、運営のことだったり、色んな雑多な用事だったり、(助教のわりに)考える事が増えて、研究の生産性を維持するための時間を確保する大切さが身に染みています。60h/weekを平均の勤務時間に設定しているのですが、実験再開したら足らなさそうと感じます。世の中間管理職の皆様はどのようにされているのだろうか。。。。
一緒に楽しく研究進められる学生さんが居たらなぁと思いますが、それは学生さんをリクルートする努力が不足してるのかな、ということなのでしょうか。誰かネギ背負って来てくれないかな(*1)
学部が違えば文化が違うし、ラボの運営の仕方や助教の位置づけ、人事の方針も違うので、すり合わせをするのが大切ですよね、、、、と思いながらも、大学内のハイブリッド組織など、複数の運営業務を兼務している教授・准教授の皆さん方の忙殺されている状況を見ると、そもそもゆっくり物事を考える時間は無いのだなぁと感じます。
医学の文化では、ラボの運営において従来の講座制を改変した文化が続いているのが一般的に感じます。一方で、文部科学省の助教や教員・教育組織の位置づけを検討してくださいね(3.助教を設けた場合における教員の役割の分担及び連携の組織的な体制の確保:リンク参照)っていう指針を受けて、理学や工学などではラボの運営単位が教員個人ベースになってると感じる文化もあり、そのチャンポン(*2)になっている状況は、正直よくわかりません。講座型のラボと個人型のラボ双方にメリット・デメリットがありますが。
自分がこのまま助教で博士の指導担当認定を持って、ラボを持てずに教育研究を続けたとしても、何処かにステップアップのポジションを見つけて異動したとしても、運営が効率的にかつスムーズに進められることが大切なので、ちょっと立ち止まって考えて、問題を整理できればと思うわけです。(何ら権利を持たない助教が考える事では無いように思いますが)。
研究としては、JNS,Elifeの品質水準で研究を続けられるように、その水準の論文を1本/年出せるようにするのが、現状の目標設定とするのが良いのかなと思いました。これまでは、とにかく雑誌に関わらず年に1本が目標設定だったのですが。ラボを持てたらまた目標再設定すればいいですし。
ある意味似たような問題である「子供のお手伝い労働対価が安すぎるのか!?」問題は、家庭ごとに異なる事情がありますが、6年生になった息子が「風呂掃除やるけどもうお駄賃(1回10円)はいらない」と言った言葉は、何やら子供から大人への変化の兆しのように思います(*3)
限りあるエフォートを効率的に分配できる仕組みを構築して、Win-Winの幸せを生み出そう(*4)。
*1:そんな美味しい御飯が食べたいです
*2:リンガーハットが恋しいです
*3:10円っていつの時代の話だよ!(私の子供の時代、つまり昭和です!)というツッコミは、息子からはありませんが。
*4:イマイチなキャッチコーピーですが、宗教ではありません。

2021/4/28

 今日、良いなと思った一言!

「原付きで高速道路を走ってる感じです!」
スペック不足の比喩なのですが、なかなかの切れ味に記憶に焼き付きました!小心者の私にはそんな運転怖くてチャレンジできません!

2021/4/27

 今日は、隣の部屋の住人とプチお疲れ様会をしました。

お互い別々ですが、これまでに経験したことのない緊張感と時を同じくして戦っていたため、全てを出し尽くし真っ白になりました(漫画でよく色全部抜いてある線画だけのやつっすね)。サッカーで言う所のサポーターの偉大さが身に染みる戦いであったように思います。ホームで戦うのとアウェーで戦うのは、天地ほどの差があるのはスポーツに限らず、勝負事全般に共通することなのかと思いました。(将棋にホームとアウェーがあるのは聞いたことないですが)。
 隣の住人K氏は、明日も別の戦いがあるとのことで、惜しくも”プチ”お疲れ様会でしたが、もし、コロナも無くて、隣人の連戦もなかったら、まあ、飲みに行って相当酔っ払うだろうなと思うぐらいのお疲れ度合いでありました。
は!隣の住人は下戸であった!と、今気づいたので、カフェでお疲れ様くらいでちょうど良かったのかもしらません。
GWは溜まった書類関係をせっせと右から左へ片付けないと。
ううっ。現実が目の前に!
サラバダー

2021/4/24

 ブログが参考になりました。本も買って読んで見ます。自分が海外で就活するわけじゃないですが、日本の中で自己アピールをどうするか、重要ですよね。

 個人的に最近の就職者の状況を分析してみると、支度金(年1千万程度の研究費✕複数年:つまり、AMED、さきがけ、創発とか)を持っている人が採用されているように思います。海外の大学みたいに、スタートアップを準備・提供できない日本の大学の仕組みでは、来てラボを確実に立ち上げられる資金を持っている、というのが重視されているように思います。

2021/05/17

2021/4/21

 隣の住人K氏と二人して日曜の昼間にデスクに向かっているのは、なんだかちょっと・・・と思うところはあります。

私:欲しがりません勝つまでは!
K氏:ちょっとパンケーキ屋に召喚されたので行ってきます!
私:パンケーキ・・・・いいなぁ・・・(もう負けている・・)
そろそろ3時のおやつで頭がいっぱいになってきました。雑念を振り払ってがんばります。コミット!!!

2021/4/17

 以下、文科省の若手ワーキンググループの方より、FBグループを通じてアンケートの協力依頼がありましたので、転送します。皆様も下の文章をシェア頂けますと、より良いアンケート結果が集まるのではと考えています。よろしくお願いいたします。

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<アンケートへのご協力をお願いいたします!>
私たちは、文部科学省ガツガツ若手ワーキンググループAirBridgeです。
このチームは、博士・修士卒の若手文科省職員を中心に、現役の若手研究者や学生の皆さまと研究現場の実態について当事者の目線で考え、議論・検討を進めているチームです。
 これまで国の政策としてなかなか取り上げられてこなかった研究へのモチベーション、研究室内の人間関係、研究指導のあり方などといった課題について、現役大学院生や若手研究者、大学職員、企業の方、博士・修士卒の若手文科省職員などの間で共有し、対話を通してアクションに繋げていきたいと考えていくことを目的として活動しており、これまでに皆さまのご協力によるワークショップ・ヒアリングの実施、国の審議会における問題提起などを実施して参りました。
参考:
中央教育審議会 大学分科会(第157回)における発表内容(2020年11月)
NHKでも紹介されました。(2020年12月)
さて、この度、より学生や若手研究者の皆さまを取り巻く実態を明らかにすることを目的として【大規模アンケート】を実施することといたしました。
アンケートでは、研究室・ゼミ選び、研究室内の環境(研究指導、研究室マネジメント)、博士進学や修了後のキャリアパスに関する意識等についてお伺いします。
アンケートでお伺いする事項は、文科省メンバーとしてもエビデンスが不足している観点と認識しておりますので、是非皆さまの率直なご意見をお寄せいただければ幸いです!
【AirBridgeアンケート「研究環境・研究指導の実態、及びキャリアパスに関する意識について」】
回答期限:5/9(日)まで
回答所要時間:約15~30分程度
備考:
現在民間企業、大学職員他としてお勤めの方も、ご自身の学生・研究者の時の状況についてご回答ください。
頂いたご意見は、今後のAirBridgeからの情報発信に活用させていただきます。
なお、ご回答いただいた内容は、ご本人の承諾なく個人や組織が特定しうる形で公表することはいたしません。
回答を踏まえ、さらなるヒアリング等のご相談・ワークショップのご案内等を差し上げる場合がございますので、ご承知置きいただければ幸いです。
また、私達は以下のFacebook・メーリングリスト等を通して情報発信・相互コミュニケーションを図っておりますので、
本AirBridgeの取組の主旨にご賛同いただける方は、以下リンクから是非ご登録いただけますと幸いです!
FaceBookグループリンク: https://www.facebook.com/groups/airbridge/
メーリングリスト登録フォーム:  https://pf.mext.go.jp/admission/13173-2-2.html
年度始めのお忙しい中、お時間をお取りして大変恐縮ですが、
ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
ガツガツ若手ワーキンググループ AirBridge
airbridge@mext.go.jp
PF.MEXT.GO.JP
文部科学省ガツガツ若手ワーキンググループ「AirBridge」登録フォーム|会議傍聴等受付システム

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