説明

 ニューロサイエンス学位プログラムHP
 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

・神経経済学シンポジウム:リンク

自己紹介

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動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2021/04/30

2021/2/18

 ぐぇぇぇぇぇぇの巻

まさかまさかの。。。。初めての経験ですが、e-rad上のエフォートは応募中のは変えられないから、エフォートが足りなくなった!現在、事務を通じて変更可能か確認中・・・。皆さん、研究費の応募を立て続けに行う可能性がある場合には、同じ罠に陥る可能性があるので気を付けましょう!
採択済みのはエフォートを変えれるので、てっきり申請中のも変えれると思い込んでおりました。(最近は只管宝くじを買うための努力を続けております)

2021/2/15

 答えの無いことを考えること

最近、新しい研究の方向性を考えていると、正確な知識が無いために、現在の科学技術で答えが出るのか分からない問題を何となく考えてしまいます。いわゆる妄想とういやつだと思います。答えが出せるのかが分からないのかわからない、つまり「無知の知」がないんですが、まあそこは、なんとなくエイヤーと考えておくわけです。科学としては良くないんですが、一方で、30年後の科学を想像(もしくは、創造)するには大切なのかなぁと思っています。一見すると、もうちょっと勉強しないとね、というふうに思われるのでしょうが、現状の知識でも前進するためにはとても重要な姿勢なのかなと最近感じます
間違いを恐れず、一歩踏み出して想像する勇気を!(大体、次の日にorzとなりますが)
そろそろ寝よう。。。

2021/2/14の巻

 めでたい

ロブはPaulラボの時のPh.Dの学生さんで、卒業後にUCLでポスドクをしてたんだけど、Yaleの心理でラボを持つことになったとのこと。Dolanのラボで活動の結果、5年で40本(うち10本本人の仕事)もの論文を出してます。まあ、すげぇの一言です。
 彼はPaulラボの時から、常に人生を楽しみつつ、真摯に科学を追求する人でした。すごくスマートな、ナイスガイでして。お父さんも学者だそうで、真理を追求したいという気持ちの一方で、なかなかビックジャーナルはでないという状況でしたが、ラボを持つ壁を本数で突破したのは、凄いの一言です。
「Momentary subjective well-being depends on learning and not reward」彼の初めての?自分の仕事のアブストの最後の文章が、とても素敵でした。幸せを感じたい人が幸せを感じるんだよ!っていう力感がすごい。日本語で論文書いていいなら自分でもかけそうだけど、英語ではむずいなぁ。
Our results suggest that how we learn about our world may be more important for how we feel than the rewards we actually receive.
そういえば、最近思うのですが、エモい、エロい、グロい、は実は紙一重なのかなぁ、、、、ヒトで”エモくてエロくてグロい”写真みた脳活動取ったら、large-scale networkの活動が切り替わったりして、感じ方が変わったりするんだろうか・・・・(妄想・・)
こっちも頑張ろう。

2021/2/13の巻

 与える人与えられる人

昔、大学生くらいの頃に、自分は他人に何かを与えられる人間になりたいと漠然と思って、つらつら考えたことがありました。今でもその気持は変わらないようで、基本的に人が必要としている物を見て感じ取り、それを吸収しやすいカタチに調理して提供することを心がけています。もっぱら、大学院生で研究室に入った頃から、常に後輩に対して一歩先を見せるように、料理の材料を並べるということを行っていたように思います。それは今も変わらず行っていることで、常に自分より下の年齢の人の成長を促すように、振る舞うようにしています(チクチク言う=つまりオッサンね!)
 あの時もっとああしていれば、あの時もっとこれに気付いていれば、という気持ちから生まれる部分もありますが、多くの場合には、下の人が吸収して自信をつけて前に進んでいく姿を見るのが、楽しいという感覚なんだと思います。この辺は、木村研、Paulラボと、常に自分に刺激を与えてくれ、前に進むことを見守ってくれた先輩やボスや仲間の影響が非常に強いのかなぁと思っています。つまり世間の荒波に揉まれず、牧場でのんびりと楽しく活動できたわけです(ヌクヌク最高)
やっぱり、色んなことに振り回されず、集中して必死に一つのことをじっくりできる環境があることが、大切なんかなぁと思います。最近は、自分がそういう環境を構築して提供する側の年齢になったわけで、良い牧場を良い温室を提供できる経営者になるためには何が必要なのか、しっかり考えながらこの数年を暮らしたいなぁと思います。自分の牧場を持って美味しいお肉を出荷しよう!(ジュルリ)
つまり、金・看板・気合!でしょう。
お後がよろしいようで。
ps.筋を通す(コンクリート打つのに重要)、信頼(分子間力)、脇を締める(おっつけ=関取に必要な技術)のは、また別の三種の神器ですね。
お後の後だから、後の先か!

2021/04/24

増田直紀のブログ: 進路相談

とても面白く参考になったので、シェアしました

増田直紀のブログ: 進路相談: 拙著 「海外で研究者になる」 を読んだ、という日本の大学学部2年生のAさんから、進路相談のメールが来た。 なかなか熱い内容だったので返事した。 やりとり(編集済)をここに載せます。 Aさんも快諾済です。 大学の教授職を目指しています。 自分も海外で研究者として働いてみたいと強...

2021/04/22

2021/2/11の巻

 すてっぽあっぷはむずかしいの巻

自分で1年1本論文を生産することを目標にしてから10年以上が過ぎましたが、まだ平均では1年1本生産を継続しております。でも、IF低くてもいいから出した物も多いので、もうちょっと全体のIFを上げれるように、引き続き努力を継続したいと思います。中身はどれもしっかり作った物なんで、おかげで研究の幅は広がり、地力がついたなぁと実感します。ちゃんと恩返しはできているように思います。自分で言うのも何ですが。
でも、准教授ポジションがほぼ皆無の現状では、これじゃだめなんで、JNSを1年1本くらいを目標に切り替えよう(できるかは別にして)と思います。やっぱり気付くのが遅いんですね。やってみて初めて理解できる思考パターンで、効率が悪いので。准教授はやっぱり内部昇進が圧倒的に多いですよね。そして、組織の人事構造に依存する部分ですし、自分にそれが無ければ違う所に求めるのは重要です。
3種の神器(CNS+2、1k万/年の資金、人との繋がり)、のうち2項目程度を持っているのが、ジョブマーケットでの分かりやすい価値であることが、ようやく分かってきたので(遅い!)、持たざるものは別の価値を生み出す必要があるんだなぁと実感するところです。もちろん神器をゲットできればいいんだけど!
昨日、実習で12:00-18:00の間、たちっぱなし、喋りっぱなしで、その後、レポート採点とかして、家に帰ったら10:00時で、今日は死体みたいな状態ですが、なんとか蘇生して、執筆活動に勤しみたいと思います。
さいきん気付いたのですが、喋り続けると勝手に口が動いて、脳が停止状態に陥る模様なので、お口ストップボタンとか欲しいなぁと思ったのでした。全然人の話を聞かなくなる自分に驚愕!
研究費の申請書のパーツを食わせたら、勝手に書いてくれるAIとかあったら、研究の世界も激変しそうですね。そして、AIが書いたかを見破るAIが開発され・・・・的な・・・(有り得そうなのでコワイ)
さあ、書こうっと。

2021/2/9の巻

 恩師は正に恩師でした

今日は、自分が知らない所で、いつの間にか恩師のお世話になっていたのだなぁと、実感した一日でした。研究が好きで、ずっと生涯一研究者として研究を続けていくんだという姿は、先頭を走って背中を見せ続ける研究者(兼、教育者)としての気概がそこに現れているのが良くわかりました。
昔、学位を取るときも、私の成長を願って知らない間にお膳立てしてもらっていたりと(本人に確認したんですが・・・若輩者の私は・・・)、チャレンジする人には早くもっと前に進みなさいよ、と、暗にいつも背中を押してくれる親心的な教育心がそこにありました。先輩は「手の中で転がされる(いい意味で)ような感じね、凄いよね」と表現していましたが。科学で最高の成果を出すにはという信念がそこにはあったように思います。
昔、一度、ラボセミナで期待はずれの発表をした時に「山田くん。そんなことじゃあ、◯本君みたいな成果はでませんよ」的な叱咤激励を受け、「ひぃ。Sienceなんてそんな簡単に出ません・・・」となり凹んでたんですが、そこを、ひ◯し先生に「いやぁ、愛がこもった言葉だったねぇ」とフォローして貰ったのです。その頃は、自分はとにかく必死で若輩者の私には色々わからなかったのですが、今思うと、随分と恵まれた温室の中で育っていたのだということが実感できます(ヌクヌク最高!)
なので、できるだけ自分の周りにいる学生さんには、ぜひぜひ科学の面白さを実感し、情熱を欠ける(5時で意味が・・・)価値のあるものだということを実感して欲しいと思うのです(きっと、たぶん)。熱が多すぎて火傷してしまう場合もあるのでしょうが、熱量を吸収して、自分の力に変えられる子がほとんどだと思うので、うまくいってもいかなくても、悔いの無いように挑戦できる環境を整えて上げたいと思いながら、中間管理職の仕事をこなすのは重要ですね!と思い、グラントライティングが進まない一日でありました。今恩師に会っても、まだまだ成長が足りないね、と言われそうですが。。。
ダメじゃないか!お金取って、論文だして、看板かけないと!
と思い、今日を終わります。
誤字✕誤字=(一休さんの歌の歌詞ですね)
サラダバー(これもライティング練習の一環です)

2021/2/8の巻

 横のつながりというのは大切ですね、と思う今日このごろです。。。。あ、下の頑張ってる人たちとの繋がりも。。。。頑張ってお金取れるようになろう。。。。

2021/04/17

研究者にとって大切なアンケート

 以下、文科省の若手ワーキンググループの方より、FBグループを通じてアンケートの協力依頼がありましたので、転送します。皆様も下の文章をシェア頂けますと、より良いアンケート結果が集まるのではと考えています。よろしくお願いいたします。

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<アンケートへのご協力をお願いいたします!>
私たちは、文部科学省ガツガツ若手ワーキンググループAirBridgeです。
このチームは、博士・修士卒の若手文科省職員を中心に、現役の若手研究者や学生の皆さまと研究現場の実態について当事者の目線で考え、議論・検討を進めているチームです。
 これまで国の政策としてなかなか取り上げられてこなかった研究へのモチベーション、研究室内の人間関係、研究指導のあり方などといった課題について、現役大学院生や若手研究者、大学職員、企業の方、博士・修士卒の若手文科省職員などの間で共有し、対話を通してアクションに繋げていきたいと考えていくことを目的として活動しており、これまでに皆さまのご協力によるワークショップ・ヒアリングの実施、国の審議会における問題提起などを実施して参りました。
参考:
中央教育審議会 大学分科会(第157回)における発表内容(2020年11月)
NHKでも紹介されました。(2020年12月)
さて、この度、より学生や若手研究者の皆さまを取り巻く実態を明らかにすることを目的として【大規模アンケート】を実施することといたしました。
アンケートでは、研究室・ゼミ選び、研究室内の環境(研究指導、研究室マネジメント)、博士進学や修了後のキャリアパスに関する意識等についてお伺いします。
アンケートでお伺いする事項は、文科省メンバーとしてもエビデンスが不足している観点と認識しておりますので、是非皆さまの率直なご意見をお寄せいただければ幸いです!
【AirBridgeアンケート「研究環境・研究指導の実態、及びキャリアパスに関する意識について」】
回答URL:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfSRiFbYSopEBENZBfLt9I-KrzbE24HrgARKqFmwKN0kNwXMA/viewform?fbclid=IwAR3iEaqU8t5c_J3MBhb7YDKT3JNDZXtMh75lSLrU2mgSP0OC5Cck9465lGE
回答期限:5/9(日)まで
回答所要時間:約15~30分程度
備考:
現在民間企業、大学職員他としてお勤めの方も、ご自身の学生・研究者の時の状況についてご回答ください。
頂いたご意見は、今後のAirBridgeからの情報発信に活用させていただきます。
なお、ご回答いただいた内容は、ご本人の承諾なく個人や組織が特定しうる形で公表することはいたしません。
回答を踏まえ、さらなるヒアリング等のご相談・ワークショップのご案内等を差し上げる場合がございますので、ご承知置きいただければ幸いです。
また、私達は以下のFacebook・メーリングリスト等を通して情報発信・相互コミュニケーションを図っておりますので、
本AirBridgeの取組の主旨にご賛同いただける方は、以下リンクから是非ご登録いただけますと幸いです!
FaceBookグループリンク: 
https://www.facebook.com/groups/airbridge/
メーリングリスト登録フォーム:  https://pf.mext.go.jp/admission/13173-2-2.html
年度始めのお忙しい中、お時間をお取りして大変恐縮ですが、
ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
ガツガツ若手ワーキンググループ AirBridge
airbridge@mext.go.jp

2021/04/11

2021/2/7

今日の笑撃

息子とジョギングした後、ダジャレを言いながら風呂に一緒に入ってました。急に、息子が思い出し笑いを始めて、ニヤリとしたので、話を聞いていたところ・・・・
私:「何がオモロイの?」
息子:「いや、空母のことを英語でスカイママって言うの思い出して・・・・」
 中略・・・
私:「そういえば、一番オモロイと思う芸人って誰?」
息子:「出川!」
私:「確かに出川は規格外のスーパーマンだけど・・・・この息子の感性は果たして!!??」
と、井澤くん(クイズ凄い的に)、ティモンディ高岸(わかりやすさ)、とかで来ると思ってたので、そのチョイスにうっすらとしたもやっとした何かを感じたのでした!!!
今日のジョギング
自宅→青井駅→六町駅→帰宅:約6km.45分

2021/2/7の巻

 雑感シリーズ:神経科学

この10年くらい、神経科学分野は大きな変革期にあるように思います。覚醒動物の単一細胞記録(神経一個の活動がわかる)80年代→色々(*1)→fMRI(ヒト調べれるようになった)2000年前後→オプト・ケモ(回路、細胞を特異的に調べれるよになった)2010年くらいから?→今(流れが飽和し始めた?)→10年後(予想しないと・・)・・・。
 特に、オプトはこれまでの研究を変える劇的な起爆剤であったため、例えば、PCR(*2)の原理が開発されてあっというまに分子生物学が世界をセッケンしたかのように、神経科学の研究に変革をもたらしました。
 ポスドクくらいから(15年前・・・)、同じことを続けていてはだめだなぁと思いつつ、結局現状の延長線上の発展を続けてきたのですが、ちょっと前に無期雇用になったので、思い切って新しい失敗しまくる可能性の高い研究を中心に据える方向に舵を切りました。実は、まだ、自分以外に責任を持ってあげる必要のある、人生をかけて研究者になろうとしている人の面倒は見ていないので、それなら今のタイミングで研究の方向を切り替えようと思ったわけです。
 自分の中では勝算はありまくりだと思っているし、夢の扉に爪くらいかけていると思うので、ゴリゴリやって新しい扉を開きたいと思います。きっと、ブラックホール見つけたよ的な、誰が聞いてもわかる、自然科学のワクワクと直感的な面白さが、見えるんじゃないかとちょっとだけ期待してます(*3)。
*1:bahaving animalを中心に記しましたが、個人の理解なので悪しからず・・・
*2:あれですあれ。科捜研の女とかで出てくる、複製しちゃうやつです。
*3:今日の文体は、不条理ネタを一切排除したため、可読性の高い文体となっております。

2021/2/6

 今日も雑感だらだら

書けん悲(*1)シーズんでもないのに、こう次々と書類ばっかり書いているのは何故でしょうか。。。。自問自答する意味はなく、とにかくお金が欲しいからです!(*2)。単に世界の研究費配金システムが、作文技術の良し悪しによって成り立つという世界共通の構造のために、研究者はとにかく背筋を伸ばしてヒタスラブラインドタッチを繰り返すのです(*3)。紙が発明されなかったら、世界は変わっていたんだろうか(*4)
 次の〆切は今月末。退路を断って前に進むのみなのです。背水の陣を考えた韓信は優秀な軍師なのかもしれないけど、そんな軍とわかったら、私は即逃げそうではある(*5)。しかし矛盾も甚だしいのですが、自分を追い込みたいのなら、余裕を減らせば良いのだろうと思って、貯蓄として取ってあった研究費の半分をシステムの購入にぶっこみました。
 どうせいつかはなくなるんだからいつでも同じでしょう(思考停止)先行投資ですよ!(楽観主義)。年間予算が驚きのとこもあるって聞いたんで(*6)、それに比べたら全然生きてます。もっとリスク取れます。「死地に陥れて然る後に生く」的なことを思えば、まあ、死なない限り何やっても食っていけるわけで、今やりたいことをやるのが良いよね、と開き直ったわけでした。逆にやりたいことじゃないことをやるためのお金を取った時は、徐々に○饅頭が脳と心を蝕むのではないかと思いました。「○饅頭食べたらおいしいよ」って話も聞くのですが、粒餡とこし餡のどちらも好きな私でも、おいしく食べれるのかは自信がありません(*7)
さて、今日はこの辺で、ボヤキを終わって現実に戻ります。
サラダバー → ドリンクバー → 飲み放題・・・(*8)
*1筆が進まないことの比喩表現です
*2金の亡者ではありませんので悪しからず。
*3志茂田景樹みたくボイスレコーダー使ったらいいって話もありますが。
*4現実逃避がそろそろ始まりました。
*5いやー、そんなボスにはついていけませんぜだんな。
*6どっちの驚きかはないしょ・・・
*7昔からお腹壊しやすいんです!
*8コロナ下ではどれも売上落ちてそうです

2021/2/4のボヤキ

 今日もざっかん。だらだら

最近、自己表現って大切だなって思って、とにかく会話すること、相手が欲している(と思われる)情報、を表現するようにしています。人を見ていると、自分が少し前にいたステージのこの辺にいるのかなって、思うことが多いので、その時、自分が次のステップに進むのに必要だった情報を、ざっくりと表現するようにしています(*1)。
 これには、自分の中に「もっと早くに気づいて実践していれば」、とか「あとちょっと早ければよかったのに」「気づくのが5年遅い」、とか思うことが多いのが理由です。早くに気づいて、早くから目標を設定して、その目標に向かえば、きっと早くに色々な物が見えるわけで、もっと、今が良くなっていたはずだ、といった後悔みたいな物がもやっとあるからです。多分ギリギリで負ける戦いを繰り返すうちに、糧がたまりすぎたのでしょう。ブクブクブクブク(*2)
 早くに次のステージを見ると、一時的に混乱して一見マイナスに思うこともあるでしょうが、そこを咀嚼して、しっかりと時間をかけて、もぐもぐと飲み込めば、きっと今よりもずっと良い挑戦をできるのでは無いかと思うのが、その理由です(っつリゲイン*3)。
 学位を取る直前のリバイスをしている人がいたり、ポスドクだったり、学振応募するとこだったり、◯◯だったり(*4)するわけですが、自分の状況を楽しんで、全力で現在の壁を乗り越えると、いっきに2ステージくらい飛び越えれるのではないかと思います!(*5)。
今日の一句
固執を捨てて柔軟に、拘りは大事にして!(*6)
*1:つまり単なるお節介なおっさんです
*2:何の音かは想像におまかせします
*3:日本のサラリーマンに休戦は無い!
*4:深い意味はありません
*5:自分は1歩づつしか進めないけど
*6:めっちゃ矛盾してるやんけ!

2021/2/1のボヤキ

 今日のボヤキ

む~ん。最近、自分は持たざるもので、現状に抗う者、であると実感する事が多いので、前を向いて戦いつづける事が重要なんだろうなぁ(*1)。
 やっぱり、早くから売れた芸人とまだ売れない芸人の差が、自分の前に横たわっているのだろう。今日IF(*2)至上主義に会いました。これが人間社会というものなんでしょうが、研究という名の格闘技を行っているので仕方ない!現状に、抗って、抗って、抗って、行けば、きっと面白い研究できると思うので抗う(*3)。
 歯を食いしばれ。闘魂注入。バシーン。1,2,3,だー。顎が伸びた(イミフメイ)。
*1:本当に戦うわけではありません。サイヤジンにはなりたくなーい
2:もし私が売れていたら・・・。鱈やレバーは美味しいお酒のお友達で、現実を一時的に忘れるのにちょうど良いことでしょう。
*3:あらがう を あがらう と読んでいて、あれ、オカシイな変換されない・・・・と思っていたのはナイショ!

2021/04/04

2021/1/31

 自己分析シリーズ(長文注意報発令中)

雑感連投:日本的教育の産物としての制約条件
日本人として育った自分を省みると、アメリカの職場(東海岸)で会った人々との違いを良く実感することがあります。それは、◯◯をしては行けない、という社会の暗黙の了解に自分の思考や行動が強く縛らていることです。単に自分がそういう傾向が強いだけかもしれないのですが、日本人特有の?(イギリスもそれっぽい気もするけど)空気を読むみたいな思考、があるように思います。◯屋さんとか國◯(*0)さんには、全くそんなことありませんと即つっこまれそうですが・・・・(ちなみに私は全然空気が読めませんが・・・というか読むのが嫌いです)
もちろんアメリカにも prohibited (法律で禁止された)された事項があるし、人種差別のように人の存在の根源に関わるような世界的に禁止されている(つまり、価値観の常識)制約(*1)、があります。しかし、日本の制約はそれとはなんかちょっと違っていて、寧ろ、日本の成り立ちというか、元々村社会(うちの母の実家が農家でして)的な部分から生まれている、国土の狭い単一民族の社会的距離感の近い人どうしが、うまくやっていくためのシステムとしての制約があるように思います。イギリスは島国だから近いのかなぁ。
 一方、アメリカは多民族国家で、隣の住人はどこの誰とも知らない人(*2)なので、まず、お互いを知るところから始めるんですよね。誰とでもすぐ話すのは、社会のセーフティーネットなんだと思います。一方の日本は、信用取引みたいなとこがあって、あ、〇〇さんのお知り合いね(→じゃあ大丈夫)、とか、って側面が非常に強い(知ってると安心する)なぁと思います。都会で、アパートの隣の住人誰かもしらないってのは、アメリカ的セーフティーネットが日本の文化に無いことの表れではないでしょうか。このへんは、アメリカの大学の人材募集と日本の大学の人材募集のやり方の違いに良く現れているように思います(*3)。
自分の思考の制約の話に戻ると、自分は自分で「これをしなければ行けない」とか「これをやってはいけない」とか、っていうのを、社会で自分が置かれた立場に応じて位置づけて制約することが多いように思います。助教は〇〇をしては行けない、また、〇〇をすべきだ、というような考え方です。実は、この思考パターンは、組織を見渡した場合には有効な考え方で、組織がうまく行くために必要な役回り(ラボなら一人は引き締める役割が必要、つまり悪役ね・・。審判とか、褒める役も必要ですね)があります。別の例えだと、ストーリーが売りのプロレスに、悪役がいなければタダの喜劇になっちゃうよ、とか、よしもと新喜劇にずっこけがなければ新喜劇じゃなくなっちゃうよ、みたいな感じですかね(*4)。例えが本質的にズレているというつっこみは無しで(ナンデヤネン!)
もっぱら、この5年ほどで自分に課していた(暗黙の)思考・行動の制約は、立ち上げの時期にあった自分の所属するラボが、うまく機能するのに必要な役回りを行うことです。もちろん自分のやることをやった上でですが、各学生さんの状態を把握し、ラボ全体のバランスを把握し、まれにあるリスクを摘み取り、、注意喚起して、、、時にだべり、、励まし、、という、中間管理職的職業意識です。物品管理とか。
ただ、この役割はもう必要なくなった(*5)ように最近思うので、そろそろこの制約を外してもいいかなぁ・・・・と思い、この1年くらいで行動を変えました。行動経済学的に理解するならば、ラボの効用を最大化するのではなく、自分個人の効用を最大化するということです。
ちょっとしたきっかけは、学生さんの一人に凄くルールーを遵守する子がいるので、その人を見ていて自分も大概だなぁ・・・・と思ったことですかね。。。その人にむかって伝えたことは、「もっと自分を解き放つんだ!」「既成概念とかルールに囚われ過ぎたらダメだよ」「自分でやることを見つけてどんどん進んでね」、などと言ったのですが、そうしたら、「山田先生、宗教できますよ」みたいなことを言われまして、「なるほど!価値観の共有はまず洗脳からだね」と思った次第です。
自分が教祖になれるとは思えませんが!(*6)
ということで、自分よりも教育力の高い、何事にも負けない隣の住人が来たので、自分は早く後進にポジションを渡せるように、自分で自分の道を切り開くことに全ての力を注ぐように行動していこうと思います。
蛇足:ちなみに私は人を刺激して、人が成長していくのを見るのが好きなので、吸収力抜群の対象がいるととても楽しいです。ただし、水準は常に下げないので、く、く、くるしい・・・となってしまう人(それが原因であったように思う)、も中にはおりますので、何事も見極めが重要かと思います(*7)
サラバダー(*8)
*0:全く伏せ字の意味がないのは単なる楽しむ作文だからです。
*1:正確には制約ではなく世界標準の常識
*2:西部と東部の話で、中部は全然違うそうです。昔飛行機で隣の席になった品の良いマダムが色々教えてくれました。
*3:アメリカだと、すげーコストかけて、最後の一人に決めます。
*4:異論はあろうかと思います。
*5:諸々の理由で。寧ろ自分がやっているのは今後のために良くない。
*6:本物の宗教の方
*7:自戒をこめて
*8:落ちなしコメント1件
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2021/1/30

 恒例の雑感

良いボスの条件(私のイメージする)
1.楽しく研究している(楽しいの意味は色々ですが)。
2.研究するのに必要十分なお金を取ってきている(ラボでメンバーにリソースがいきわたり、みんな思った通りに研究にチャレンジできるために。)
3.研究アィディアがあって、やりたいことに溢れている。
4.自分に厳しく、部下に優しい。
5.常に自分よりだいぶ前を走っていて、良いターゲットになる。
6.オープンである。筋が通っている。
7.首尾一貫している。
現実の私
1.△楽しいけど必死すぎる・・・・・
2.△自分しかいないから自分の研究のための金はある・・・・
3.○これは最近手を広げすぎて、むしろ一人だと回らない!
4.☓自分にそこそこ厳しく、他人にもだいぶ厳しい・・・
5.?目下のところ部下がいないのでわからない・・・
6.○たぶん今の所大丈夫なはず・・・
7.△時々記憶が怪しい。ずれる。
う~~~~~~ん。がんばろう(もう毎回いってる)。
例えば、木村研で大学院生してた時、全部のプロジェクトを理解して一番尖った発言してボスに追いつこう(無謀)とか、NYUのポスドクとその後で、一度も結果を見せたことのない論文の原稿をボスに渡して、そのままうんと言わせようとしたりとか(無謀×2)、思い出してみると、自分にとってボスとは先頭を走る良いターゲットなわけで、今でも、木村研の先輩とか、NYUの時のポスドク仲間は、常に気になる自分のターゲットです。後ろをヒタリヒタリと追走してくる隣の住人とか。
やっぱり、アイディアがあって、これをやりたいんだ!って旗を振ってる人は、自分のターゲットになるわけですね。そしてバグバグと喰らいつくして自分の糧にするのです(コワイ*1)。
ポールさんが昔、常に勉強し続けるんだって、言ってた意味が最近ようやく分かってきました。科学として新しい物を生み出すための知識の吸収を常に続けろってことですね。ずっと枕にしていた本を最近ちょっと読み始めました(*2)。常に新しい知識を!
北米神経科学学会に行くと、彦坂先生が、手に持ったメモ(たぶんポスター番号のメモ)を見ながら、一つ一つポスターをじっくり聞いて回ってたりとか、グレービル先生が、すごい勢いでメモを取りながら、気になるポスターで30分話し続けてるとか、凄い記憶に残ってます。私と言えば、、、会場をAからXXXくらいまで、だらだらと、ズラーッと並んでるポスターを眺めて通り抜ける、とか、むしろネットワーキングをして、たまたま会った知り合いと立ち話する、という感じでしたね。。。
きっと、学会の楽しみ方は人それぞれなんだと思います(イイワケ)
サラダバー(*3)
*1:実際に食べる訳ではありません。良いところ、良い考え方、を学んで自分に取り込むのです。決してアィディアを盗む訳ではありません。
*2:本当に枕にしているわけではありません。研究室では時々寝落ちする程度です。
*3:ダジャレは大切です。コロナになってから行ってないけど、大学生の時よくお世話になりました。

2021/1/26

 雑感もしくは雑念?

徹夜はするものじゃない。お肌はボロボロ。体は節々、内側から痛みが+ズーンとくる疲労感。ただ座ってモニター見てただけなんですけどね。。。まあ、出し切った感はあるので、大変でしたが良かったです。
大学生の時に徹夜で友達の信長の野望をやって、その後、花見に参加して、39h起きてたってのを昔経験しましたが、今回はそれを上回る41hとなりました。小平にいた時に急性実験で同じくらい起きてたけど、あの時はほぼたちっぱの、実験し続けて水も飲めない(飯休憩以外)って状況だったので、その時の方が大変だったかも。お手伝いで入ってくれた矢◯くんが、お手伝いのレベルを超えすぎていたのは内緒で、ご飯一回おごるくらいじゃ全然釣り合ってなかったと、今更ながらに気づきました。すまん矢◯くん(このFBは絶対見てないはずだけど、謝っておきます←既成事実の作成)。
今回の申請は、ほとんどスケジュール管理役だったので、何とかなりました。自分以外の二人が作文ゴリゴリやってくださったので。とにかく時間が無い中で、効率的にゴールにたどり着く作業と配役を、オンラインで管理し続ける感じでした。メールをするのが、まるで、シューティングゲームをやるような感じ。作業落ちしてた人は、現在地がわからなくなるので、作業工程表と役割分担をアプデをし続けたり。
私以外の二人の頭が回転するように、書き上げる役割分担の中で仮眠取ってもらったりと、なかなか全体を把握するのが大変でした。最後は、疲労と睡眠不足により、全体が殺気立って?鬼化を止めないとっていう感じもでたり。だって、鬼滅したらそこでおわっちゃうでしょ・・・(もうちょっと古いな。流行りが過ぎたか)
二人で1対1のコミュニケーションだと、楽なんですが、3人の多体問題になるとトタンに関係が複雑になりますね。兎に角、バランス型の役割をこなし続けることに終始しました。バランス型はムズカシイッス。
今回の作業から、自分よりもずっと作文能力に優れた二人から色々学べて、吸収できたことが多かったので、日本語のライティングスキルがかなり上がった気がします。研究としても、新しい楽しい方向に向かって進み始めたので、やる気がモリモリ上がってます。まあ、多分儚い夢なのですぐに冷めるのでしょうが、その後、平泉に籠もらないように、夢をブラッシュアップして、脳のことをわかった気になれる研究ができたら良いなっと思います。
昔、恩師の先生に研究室出て、留学した後ぐらいに言われたことですが、「君は他人の研究に興味がなさすぎるので、人からもっと学ぶの重要ですよ!」、的なことをやんわり言われたのです。
 その時は、いやいや他人の研究にもちゃんと興味持ってます、なんのこっちゃい?と思ったわけですが、最近その意味がようやくわかってきました。自分は、自分が興味を感じることにしかほとんど反応しないので、まず、自分の興味が満たされることだけ知りたいっていう、凄く幅の狭いスタイルなのです。
 恩師は、人から色々教わること、吸収することの大切さ、を伝えたかったんだろうなぁ(と今勝手に)と思いました。自分より優秀な人って、星の数ほどいますから、真摯にその人達から丸ごと学ぶの大切だよ、ってことを言われていたのだと思えてきました。
 自分で考えて、自分で試行錯誤しないと、いつも納得できないのは、時間がかかって効率が悪いのですが、人のやり方をもっと見て自分に取り込み、人間としての幅を広げてねって、もっと広い視点で科学をしてね、ってことだったのかもしれません。
恩師は今でも元気で、年賀状に今、◯◯の原理を追求するための研究を”新しく”はじめました(←もう何歳?というツッコミはなしで)、的なことを書いて送ってくれるわけですが、生涯一研究者を貫いている姿は正に、王道だなぁと思います。そんな恩師が、周りの優秀な人に負けないで研究の道で食っていけるように、〇〇したり、△△したりしたんだぜ、大学院生の時に、とか言ってたのを思い出すと、自分は全然努力足りてないよね、って素直に思います。
 3日休んでると頭が痛くなるような恩師で、尻に根が生えるまで椅子に座るんだ(デスクワーク)、とか平気で言うので、そもそも自分を比較するのが間違ってるんだとは思いますが。
常日頃、80%で効率的に稼働し続けるのを理想とする私には、あのガッツにはそもそもついていけないという。。。。ry
この1週間の間に、文章書きが進まなくて終電乗れなかったので急にホテルにとまったり、家のことを何もしなかったりと、好き勝手に研究さして貰っているんには、感謝しないとなーと思います。作家さんが何処かに籠もる気持ちが、少しだけわかった気がします。作家にはナレナイシナリタクナイ!日本語もうお腹いっぱい(ここまで読んだ人の気持ちですが)。
さ、風呂に入ってねよう。

2021/1/25-26

1/25

う~~ん。明日の午前中に確定なのに、まだ最後のラストスパート中って、去年のでじゃぶでひでぶですな(ヒドイ文章)。さあ、現実に戻るべし。。。去年の練度に比べたらダンチだし、ライティングの極意を共同申請者から教わった気がするし、なんとかe-rad登録まで到達するべし。

1/26

寝落ちから戻りようやく確定をぽちっと。神様仏様天の神様。どうぞよろしくお願い致します。やることはやったと思う。

次はもっと早くに開始しよ!

2021/04/03

2021/1/23

 これが疲労の効果なのか・・・・

先程昼間にラーメン屋で昼飯食ってました(横浜家系。豚骨醤油っす)・・・
その時、特にふつうな感じの恋愛ソングが流れていました・・・・・・
この恋が叶うといいよなぁ・・・・的な(もう忘れました)
そしたら、意味不明に琴線に触れたのか、いきなり涙がでました・・・・
ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・・・
精神的には至極安定していて、楽しく作文してるのに・・・・(〆切は間近だけど)
自分で自分のことは昔から良くわかりませんが、これほど良くわからないことは人生で初めてです。ハツタイケンネ!
全然不惑じゃありません。
自分を分析してみると、疲労の効果の段階は、
第1段階.疲れてやる気減少
第2段階.甘いものや会話を求める
第3段階.ナチュラルハイ、睡眠が減る
第4段階.記憶が曖昧になる。頭使いすぎで。言葉がでなくなる。文語と口語の違いなのか。
第5段階.感情がユルユルになる ← 今ここ
第6段階.身体的な影響が現れる ← 心拍、体温の増加。昔経験
第7段階.まだ経験がない・・・・
p.s.この作文は現実逃避です
p.s.2そういえば、去年凄く忙しかった時に飛行機で見た普通のドラマで涙が止まらなくなり、そこに、給食しにきたキャビンアテンダントの方が、一瞬動きが止まったような記憶があります。。。。全然関係ないですが、エコノミークラスで座ってると家畜になったらこういう気分なのかなぁと思うことがあります←命を冒涜しているわけではありませんので悪しからず。炎上商法でもありません。
お茶はいかがですかー → こっちみる → 私、あ、大丈夫です(涙が止まらない私)→ ・・・・・・・・(2秒ほどの表情の空白)→ 気まずい。
はい。現実に戻ります。サクブンッテタンヘン。
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