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 ニューロサイエンス学位プログラムHP
 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

・神経経済学シンポジウム:リンク

自己紹介

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動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2021/02/28

2020/12/5の巻

 最近、自分の中でこれはいけないと思う3か条。自分が人に教える際には、具体性を常に気をつけよう。

1.精神論(心構え)

2.有言不実行

3.頑張ります!(気合で)

継続するべぇ

2020/11/20の巻

このところ、このSNSがブログみたいになってますが、最近、文章書く人も少ないでしょうから、時代が一周したらまた流行りの真ん中に来るのではないでしょうか。無さそうですが。ブログってまだ息してますかね?あれですね、車の流行りが、四角→細長い→丸っこい→丸みをおびた四角、みたいに変わった感じですかね。
最近、新しいことに直面することが多くて、色々学習することが多いです。研究も同じことやってるとドンドン価値が下がっていくので、新たな価値を想像するために新しいことにチャレンジを始めてます。でも、なんか、やることを広げて浅く広くになってくると、深堀りする方向見えなくなってきますね。勉強も追いつかないですし、浅い知識で色々考えるとトラップ増えますね。自分一人でできることには限界があるので、こうなってくると学生さんだったり、共同研究だったりと、色んな人と一緒に研究する大切さを実感します。自分の知りたいことを実現するのに、人に力を貸して貰えるのはありがたいです。
 自分の興味の幅は狭いと思ってたのですが、意外に色々面白いと思う事が多くて、最近自分で自分にびっくりしてます。1年ほど前に、霊長研の先生に「きみは興味の幅が広いからねぇ」と言われて、???となってたのですが、自己認識が違ってたのねと実感します。寧ろ、他人の研究に対する興味が薄れていってるのがヤバいかもと思ったり。
最近、以前より、人ごとの特徴がわかるようになってきたと感じます。そして、それに対する自分の好みなんかも。私は、有言実行型の人が好きなように思います。逆に、「やりますアピール」は嫌いなんだなと分かってきました。ポジティブにやる気を表現することは大切ですが、取り敢えずやりますと言って実はやらないというのは、寧ろマイナスですね。どうも、プロ意識が高い人が好きなようです。昔好きで通っていた美容室の美容師さんも、研究熱心な人でした。今思えば。
研究もプロスポーツと同じく成果を残すことが次に繋がるりますが、採点競技の性格を持つことを意識するのが足りてない自分には、自分の好きなやり方をもっと極めて行くのもありかなぁと、ぼんやりと思うのでした。最近、昔お世話になった先生が海外の雑誌に論文を出しているのを見て、ああ、一歩一歩前に進んでいるんですねと積み重ねることの大切さを実感しました。
自分のやりたいことをゴリゴリ進めて、新しい面白い物が見えたら幸せだなぁと思います。雑に種を蒔きまくるのも良いのかも?いや良くないか。。。。
今日の運動:ジョギング9km,55分。疲れた!

2021/02/21

神経経済学 が勃興して約20年

 2000年くらいに、行動経済学者と神経科学者と心理学者が集まって始まった、「人の判断行動を脳が生み出す仕組み」を理解する”神経経済学”ができました。生物学と物理学がくっついて、生物物理学ができたようなもんですかね。発起人の一人の神経科学者であるPaul Glimcherのラボでポスドクをやっていた頃は、丁度、神経科学者と行動経済学者の融合が進み始めた頃でした。http://www.scholarpedia.org/article/Neuroeconomics 神経経済学学会(https://neuroeconomics.org)もできて、融合に価値を見出す人々が盛んに新しい研究をしていました。fMRIでヒトの脳活動を測定できるようになったことも、この融合を後押しした要因かと思います。もちろん、融合に意味がないと感じるヒトもいます。

 日本はアメリカやヨーロッパなどから地理的に離れているため、どうしても新興の学問に対しては遅れを取ることが多いですが、一部の行動経済学者、神経科学者が、神経経済学を行っているという現状かと思います。現状、行動経済学者の人は脳のことを良く知らないことが多いし、神経科学者は行動経済学のことを良く知らないことが多いですが、これは、神経経済学学会でも発足当初より起きていた問題で、融合には時間がかかるものだと思います。

2021/02/20

2020/11/15の巻

 今日の運動:ジョギング8.9km。59分。1km/6分は切れず。

今日は一人で走ったので、久しぶりに長距離を走りました。しかし、残り2kmくらいから古傷の膝(小平でフットサル中にやったやつ)と腰(去年クシャミでギックリ腰になったやつ)が痛くなって、騙し騙し走って帰ってきました。息子と走ってると負けられないので(力が出るんで)すが、一人だと時々痛みで止まったりして、息子の存在を実感したのでした。私は、自分一人より人と何かをする方が、力が出やすいんでしょうね。。。大学院生の時は皇居の周りを中井君とジョギングしたり、鴨川をジョギングしたりと、良く走ってましたが、今みたいに痛い所はなかったなぁぁぁぁ。。。。
 息子は小5で、今日も、朝から夕方まで塾の予習など勉強をしてます。中学受験ってほんと大変そうで、よく頑張ってると思います。最近、必死に頑張ってる人に触れる機会が多いのですが、自分は大体80%の力で常にやっていることが多いので、もうちょっと継続的にストイックになれたら、100%で連続稼働できるんだろうかと、スポ魂的なことを考えましたが、まあ、メンタルついて来ないだろうなとすぐ考え直しました。
 それよりも、メンタルトレーニングして、ポジティブで楽観的な思考にする方が、壁を破れそうな気がします。研究って抑圧されることも多いので、メンタルトレーニングを研究者にも取り入れると良いのかもしれないって最近良く思います。昔、ダライ・ラマが神経科学学会に来ましたが、宗教の脳科学って、実際興味があります。「信じるものは救われる」が生まれるのって、凄いことですよね。
果たして自分の中に「信じるものは救われる」があるのだろうか(無いと思うw)

2021/02/17

2020/11/14の巻

 今日は、久しぶりに朝から夕方まで解析をしまくったら、データ構造が良く分かって、ほぼ落ちがつくような結果に至りました。

これまでは、共同研究者の行動経済学者の人に解析をしてもらってたんですが、微妙に落ちが付ききらず、かといって問題点を把握しきれない状態でした。見せてもらった結果を把握しようと自分で手を動かしてみたら、データと解析の対応がうまいこと腑に落ちて、自分としては納得できる結果に至りました。
こういう経験をしていると、やっぱり自分のストロングポイントはデータの理解と解析力だなあと実感します。逆に、ウィークポイントは、解析でなんとかなると思いがちで、実験手技の技術を新しく取り入れるのが遅いところかなぁと思います。新しい技術って、自分が信じるのに時間がかかるので、敬遠しがで。。。とにかく手を動かすのも大切なんでしょうが。
結局、今回仕込んだ論文も当たりを引けなかったので、また、生産数を稼ぐ仕事になるんだなぁと思います。ただ、論文の数を書いていると、自分の仕事の幅が広がって、色々包括的に研究の理解が進むので、そこは楽しみを感じます。当たりが引けないなら、飛び抜けた数の論文を出すっていう努力も必要なんですかね。准教授になってラボの看板掲げるのって、簡単じゃないのですねぇと、しみじみと思う今日この頃です。
誰か准教授にしてください(他力本願!)最近この話ばっかだな・・・・(なお研究はジリジリ進めております。ハズレが多数ですが・・・)負けた数なら負けないと思う(ぐはぁ)。

2020/11/7の巻

 雑感:人に教えること(長文注意報つき)

最近、人にどのように教えるべきか、が非常に難しいんだなぁと実感しております。自分の力不足を実感中といったところです。教えるための基本方針は、
1.十人十色、個人に合わせる
2.現在の問題点を明確にする
3.問題点を解決するためのアプローチを具体的に伝える
を行っています。ただ、達成すべき問題が難しい場合には、この方針はうまく行かないということを実感してきました。理由は、問題点が複数に及ぶ場合にもぐら叩き状態となり、本人が解決のアプローチを把握できなくなるようです。木を見すぎて森が見えなくなってしまう感じ?
全く新しいことに挑戦することは簡単なことではないので、うまく行かないのが普通です。うまく行かない中から、うまく行くことを1つずつ丁寧に見つけ出して、うまく行くことを地道に増やしていく努力が必要です。その努力が実るには、時間が必要です、、、、と思います(そもそもこの認識が良くない可能性もありますが。。。)。
ちょっと、自分が受けた教育を振り返って見ると(主に、学部4年、大学院、ポスドクの時)、次ぎの様な状況でした。
4年生:初めてラボに入って、英語の本の輪読で「言ってることが意味不明です」となり、撃沈。先輩に意味が取れない文章を具体的に確認して、再度やり直すも、やっぱり伝わりきらず。先輩の修士論文を作成する姿を見て、研究の大変さ、厳しさ、厳密さを実感(先輩は、12月くらいから良く徹夜してました・・・)。教授から言われて覚えてるのは、「もっと英語ちゃんとしないと困るよ」「はい。生物学辞典あるよ」「これ面白いでしょ」。自分の力が研究の面白さに直結するんだよということを、漠然と感じた記憶があります。
大学院:自分でこんな研究をしたい!といって、プレゼンをしてOKを貰うも、自分でその研究を具体的に進めることができず、数ヶ月後、教授の先生が助け舟を出してくれました。一人でやるという気持ちだけはあったけど、力が全く伴っていなかったわけです。大学院で直接面倒を見てくれた助教の先生は、色々なことがうまく行くように、本人がやっていることを伸ばすように、という教育方針であったように思います。これは、私に足りない点だと、最近もの凄く思います。やっているうちにできる実感がわくというやつですよね。
ポスドク時代:本人に足りない物を直接与える、やるべきことを目で見えるように実演する、激励する、明確な課題を与える、競い合う、などなど、PIは何をするべきかを見せてくれた様に思います。
今必要だと思われることは、
1.自分が違和感を感じる(わかってない)点を、1つ1つ丁寧に確認してもらうこと
2.わからない単語、概念を、1つずつ調べる習慣を身に着けてもらうこと
3.1と2の努力を継続してずっと続けてもらうこと
4.私が長い目で見て、1~3を確認していくことなのかなぁと思います。これでいいのか・・・・。
私にとって何が今必要なのか、あまりはっきりとしないところがいけないのでしょうが、、、、、、頭が整理されきっていませんが、個人の成長を見守る心が私には足らないように思います。う~~~~ん。地道に続けよう。

2020/11/4の巻

 「何がわからないのか分からない」っていう状態を乗り越えて、分からないことがわかってくると、前進できるようになった記憶があります。修士1年の頃。うまく行かない時は現状に抗って、自分にできることを必死にやることが、前に進んでいるっていうことなんじゃないでしょうか。他人は自分を写す鏡なのでしょうから、学生さんに必死に食らいつけーと思っているということは、自分の食らいつきが足らないんでしょうね。この壁を乗り越えてくれるといいなぁと思います。

2021/02/14

雑感2020/11/3の巻

 今日は、ヒタスラ確認を繰り返してようやくリバイスを終えました。だいぶ丁寧に返したからこれで終わるといいんですが。

今回の論文は、もう、これまでに無いくらいすごくテクニカルな論文にしました。他の人の真似をして解析してたつもりが、実は、真似の仕方を間違っていて、新規技術を開発しておりました。。。それで、色々とこれまでに無い物が新しく見えてきたんですが、その分論文作るのは難しくなりました。はい。
 しかも、その道のプロと認定されている人が作れば、信用取引されるので、色々押し売りしやすいですが、新規参入者には常に厳しい勝負の世界。。。信用を得るための丁寧な説明は、論文の見た目のわかりやすさを奪い去り、そこでもう、「超絶テクニカルな論文に」という方向に舵を切りました。
なんか、ハイインパクトの論文は、見た目良いんだけど、結局サプリメントを熟読しないとわからないんだよね、と思うのは、きっと負け犬の遠吠え的な何かが心の中にあるからなのでしょうか。。。
勝負の世界で勝つためには、評価基準に合わせないといけないんでしょうが、自分の価値基準がその評価基準と離れたところにあるようなのを良く実感する戦いでした。自分の好きなタイプの論文でも上の雑誌にのってるのもあるんだけど、それって大体ビッグネームの人たちなのよねーーー。勝負の世界は厳しいということですね。もう少し欲が必要なんですかね。売れたい、ビッグになりたい、みたいな?(芸人か!)
 知りたい!、理解したい!、もっと分かりたい!っていう欲は強い(と思う)んですが。。。。
まあ、そんなこんなですが、自分としては新しい世界に一歩踏み出せた感じがあるので、満足感は高いです。後は、無事終わるのを祈るのみですが、もうちょっと高く売れてれば、なお良かったと思えるんでしょうか(結局そこかい!)。
結構沢山の方にご協力頂きまして、謝辞が山盛りになりました。皆様ありがとうございました。

2021/02/13

雑感2020/10/27の巻:研究費あれこれ

 だらだらと自己分析。

今回、1年目の学術変革領域(B)に出しました。多大なご協力を頂いた皆様、ありがとうございました。
採択率:3%
自己成績:ハズレA(上位20%)
分析結果:まいどーのやつです。後、ひと押し、ふた押しが足りません。
内容の自己評価:
・同業者、周辺領域の評価者へ学術術的重要性、最先端の研究であること、は伝わっている。
・スター性(過去の飛び抜けた業績、地位など)がない
・ワクワク感がない
→ 助教で年間1千万くらすの予算(ラボ持てるポストに必須)を貰える枠は、大体、1,2枠なので、狭き門を通り抜けるための、オシが足らない!
できること:
申請書の書き方を劇的に変えて、夢を売る感じにモデルチェンジすることかなぁ・・・・・ムズい。
そもそも、3%なんて、宝くじ並のはずなんだけど、トップクラスの大学・研究所がズラッと並んだ採択者リストを見ると、そもそも足らない物ばかりか、と開き直るしかないと思うわけでした!(落ちなし!)

2021/02/11

雑感 2020/10/11の巻

 今日は、論文のリバイスレターをダラダラ修正しつつ、子供部屋(兼、物置部屋)の整頓して、ベットを置けるようにするための採寸しました。子供が5年生にもなってきたので、そろそろ一人の空間が必要だなあと。駅近で便利だけど、ちっちゃい2LDKなんで、スペース有効活用をきっちりやらないときついんす。段々、母親離れが始まってきたもうようで、嫁さんが子離れできるのか!という現実に直面し始めたようです!

今日の運動 ジョギング6.5km、41分、北綾瀬、亀有駅を環八沿いに移動。体重57.6kg
いつの間にか、かなり走れる様になった息子を見ていると、もう、すぐ追い抜かれそうね、、、っと思う次第です。早く一緒にお酒のみたいっす。腰痛も完全に消えたし、明日からは毎日実験がんばろー。最近始めた、チャレンジ系の実験は、うまくいってる感触がないので、損切りを考え始めましたが、もうちょい粘ってみよう・・・・(木村先生の粘り強い姿勢を思い出します)。

2021/02/05

雑感シリーズ2020/10/4の巻

 今日の運動:ジョギング4.5km with むすこ。30分。体重56.8kg

腰痛は緩和してきて、違和感がかなり減ってきました。ほぼ全力で走った後、ちょっとだけ腰痛が出る程度。先週末からデスクワークでは腰痛でなくなったので、かなり快適です。痛いとかちょっと痛むかも見たいな不安があると、何をするにも辛くなるので、元気はほんとに大切だなぁって思います。
ジョギングに行って帰ってきた時、嫁さんが子供を出迎える時のおかえりが、1オクターブほど音程が高いので、子供(息子)って可愛いのねぇと思います。娘がいないのでわかりませんが、息子が男らしい時は可愛らしいと思うので、異性に対する可愛いポイントが違うんでしょうね。
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