ニューロサイエンス学位プログラムHP
 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程
研究者になりたい人へのHowto: https://botibotide.blogspot.com/2021/10/blog-post.html

2021/02/21

神経経済学 が勃興して約20年

 2000年くらいに、行動経済学者と神経科学者と心理学者が集まって始まった、「人の判断行動を脳が生み出す仕組み」を理解する”神経経済学”ができました。生物学と物理学がくっついて、生物物理学ができたようなもんですかね。発起人の一人の神経科学者であるPaul Glimcherのラボでポスドクをやっていた頃は、丁度、神経科学者と行動経済学者の融合が進み始めた頃でした。http://www.scholarpedia.org/article/Neuroeconomics 神経経済学学会(https://neuroeconomics.org)もできて、融合に価値を見出す人々が盛んに新しい研究をしていました。fMRIでヒトの脳活動を測定できるようになったことも、この融合を後押しした要因かと思います。もちろん、融合に意味がないと感じるヒトもいます。

 日本はアメリカやヨーロッパなどから地理的に離れているため、どうしても新興の学問に対しては遅れを取ることが多いですが、一部の行動経済学者、神経科学者が、神経経済学を行っているという現状かと思います。現状、行動経済学者の人は脳のことを良く知らないことが多いし、神経科学者は行動経済学のことを良く知らないことが多いですが、これは、神経経済学学会でも発足当初より起きていた問題で、融合には時間がかかるものだと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Locations of visitors to this page