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 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

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動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2021/07/10

2021/6/19の日記

 最近思うのですが、PIになって運営業務で忙しくなった時に、それまでの研究アイディアの蓄えが無かったり、新たな研究アイディアを出すための勉強をしなかったりすると、どんどんネタに詰まってジリ貧になっていくんだなぁと思います。

 恩師がO大に居た頃は忙しく、あまり研究にエフォートを割けなかった状態だったように思いますが、その後、大学を移った後に少し時間ができたら、必死にラボセミナで毎回勉強しまくって論文紹介をしていたのを思い出しました。研究に詰まった現状を打破しようとしていたんだと何となく思います。
 自分の研究がネタ切れにならないように、常にネタ帳をカキカキしつつ、時々電車の中で見返して、実際に使えるネタを選別して行く作業はずっと続けています。また、自分の研究とちょっとだけ接点がある本を読んで、自分に無いアイディアを取り込めるように努力を続けています。今は、情報学の本と、微生物の本がちょっとしたマイブームです。ちょっと前は、量子コンピューターがブームでした。おかげで、現在一人で研究をしていても、研究の看板は4~5個くらいに増えました。ラボを持ったら、一気に色々拡張できる準備はできたなぁと思います。
 PIになった時に一番怖いのは、自分の研究が狭すぎて、ネタが切れて自分のオリジナルなアイディア無くなって、金を集めるだけになってしまうことかなと思います。お金を持ってこれなければ勿論PIとは言えないのかもしれませんが、アイディアも知識も独自性が無くなってしまったら、学問の自由すら霧散してしまうわけですね。PIが学問として抜きん出た研究アイディアと知識を見せつけるからこそ、ラボの学生は同じ夢を追うのかなぁ、情熱が伝染するのかなぁ、とぼんやりと思いました。常にアイディアを考える努力を続けてこそ、最前線に立ち続けることができるんですかね。
 生涯ずっと研究を続けていけてる恩師(*1)を見ると、そこまで情熱を傾けられるのが本当に凄いなぁと、でも、追いつけ追い越せと思うのでした。大学院生の頃からずっと追いつこうと思って研究をしてきたわけですが、まだPIにもなれていない私は、研究者とも呼べない何者でも無い存在とも思われるので、とにかくラボを持つためにできることはするんだ、と思ってデータ解析を続けるのでした(*2)。
転機の子、現れてください(*3)。
*1:まだやってるのというツッコミはすぐに想像できます!
*2:プログラム走らせて解析してるのに、非線形回帰のパラメーター推定の解析が複雑過ぎて、すぐ局所解に落ちちゃうので、そのエラーの度にヒタスラ手動でプログラムを走らせなおすという、拷問のような手動解析を速く終わりたい。解析対象の細胞が多すぎて死ぬる!
*3:神頼みしようかしら

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