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 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

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動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2023/06/19

2023/3/12

 今日の運動:9km, 49min。暖かかった。

今日も体力維持のためにジョギングしました。例によって、走りながらダラダラ考え事しました。今日のテーマは、研究者における競争の低年齢化とその対策です。
今って、単に研究が楽しいから大学院に行って、なんとなくそのまま研究者になるっていうのは、もうあり得ない時代になってると思います。その一つに、大学院生の業績競争の激化があると思います。
端的に言うと、学振を取る業績を出して、お給金をDC1or2で貰うっていう、初速が大切ってやつです。そもそも、1~2年ででる研究成果って、よっぽど運が良いとか(誰かの成果を引き継いでたまたま自分が1stになったとか)、力がある(分野次第では、高効率で論文量産する世界もある)、とかで無い限り、しっかりしたものでないよなって思います。でもその入口が、大きな選択になってしまっていると思います。
ラボを率いる人間として、学生が研究者になりたいと思うなら、当然、時代にあったレールを敷く事が大切です。そのためには、早い段階から学生の業績づくりを積極的に行う必要があります。良くも悪くも。
私が思う理想は、
1.サブテーマを早めにこなしてもらって、共著お手伝い論文のための成果を出してもらう。
2.並行してメインテーマで自分の力作を作って貰い、博士を取って貰う。
という感じです。
ポスドクなら、尚更、本人自身に論文書かせるようにタスク組む、メインテーマの並行稼働、など、大切と思います。論文を書こうとしないor書けないポスドクとどう働くかは、難しい所と思いますが、その場合、ポスドクも教育対象であるので(実際の所)、当人の力に応じて論文を書くスキルを磨いてもらうのは大切と思います。やってもできるようになるか分からないとしても。
今研究者になるのは、プロスポーツ選手になるのと変わらないと思うんで、競争を乗り越えた上で、研究を楽しむスキルを身に着けて貰って、次のステージに進んでもらえたら、一番良いんだろうなって思います。
ただし、やらない人は脱落する世界であることは自明なので、どこまでやるかは、個人個人の考えるライフワークバランス次第と思います。一生技官のポジとかあると、実験好きの人には良いかなって思います。
とか、思いながら、ダラダラ、ずっとマネージメントの事ばっかり考えてました。自分がやれる事が減って、人が心地良く働ける環境を作る役割が大きくなってるので、そういう思考になるんですが。
来年は、D2,M1,M1,B4と私の4人チーム。ポスドクの方一人来てくれれば、最強だなって思います。楽しみです。

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