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 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

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動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2023/06/18

2022/9/25

 「博士取得の基準」ってなんだろう

ジョギング、7.7km、41分、5分20秒/km、102-202bpm, 平均186bpm。秋晴れ。
久しぶりにジョギングの強度を上げて走ったら、最後まで走りきれず最後は歩きになりました。
走ってる間は、体の動きを確認しながら、だいたいなんか考えてます。今日は「水準」について考えました。何の水準かというと、博士を取る研究の水準です。
博士を出す基準は指導教員に大きく依存するかと思います。単に、単位を出すのとは違うので。もちろん博士の取得要件は書かれていますが。だから、自分の指導教官が考えている博士の基準を理解するのは大切と思います。指導者によっては、その基準をはっきりと分かる形で示さない人も居るので、学生が自分ではっきりさせることは大切と思います。3年間で博士の取得に到達するのは、結構簡単では無いと思います。
この点がはっきりしていない学生さんは、博士の取得が遅いと思います。
例えば、自分の恩師の基準は、修士から博士後期の間で、1本自分で全て説明できる論文を作成し、業界のしっかりした雑誌に掲載することでした。先輩も居て前例もあったので、基準は凄く明瞭でした。もちろん、基準に到達するかは個人と先生の間で研究がどの程度進むかなので、個人次第なのかなと思います。
今ラボに居る博士後期の学生さんの指導に当たっては、自身が面倒を見る学生さんに関しては、この基準を適用して考えています。もちろん大学院の規定を踏まえた上で。
 ラボには博士後期の指導教員が4人いる状況なので基準はそれぞれでしょうが、他の学生さんについては、本人が困らない程度に水準を理解するように何となく仕向けるようにはしています。時々、刺激する感じですかね。
人の学生さんなんで、ああしろ、こうしろ言うのはもっての他で、寧ろ、どんなかんじかな・・・って分析して、その本人の状況に応じて、まれに雑談する感じですかね。個人ごとに博士後期で費す時間と努力、熱量は違いますし、各人の求める物も違いますから。基本、研究がもっと良くなるように、雑談しているわけです。でも、それじゃ学位取れないんじゃない?っていう状況の場合とか、ちゃんと方向性を考えれるように助言するのは、大切ですよね。ちょっとお節介かもですが。
修士は努力賞で、普通にやれば取れますが、博士は努力賞では取れないですから、早くに博士の基準に気付いた人が博士を取るまでの期間が短いんかな、って思います。
とか思いながら、必死に走ってたらへばりました。博士後期って収入無くて、でも研究詰まって追い込まれるから、脱落する人多くなりますよね。最近だと、色々お金出るようになって良かったなぁって思います。

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