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 ニューロサイエンス学位プログラムHP
 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

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動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2009/11/29

顕示選好:弱公理(WARP)と強公理(SARP)

顕示選好の弱公理(Weak Axiom of Revealed Preference)
:2つの財ベクトル XとY の選好を直接測定した時

 X>Y ならば Y>Xであることはあり得ない

 *直接顕示選好された財のみについて取り扱う弱い仮定

顕示選好の強公理(Strong Axiom of Revealed Preference)

:間接的な顕示選好に対しても同様に、違反(Violation)が起きないと仮定する

 X>Y かつ Y>Z ならば、 X<Zであることはあり得ない

 *間接的な顕示選好も含んで最適な行動を説明しようとするので、より強い仮定を持つ


顕示選好の手法を用いて全ての財ベクトルに対して選好を記述すると(A>B,B>C,C>D...G>Hと連鎖を作る。中にはB>C,C>DだけどD>Bといったようにループができる)AはHよりも直接的にor間接的に顕示選好されているということができるが、上記の仮定を犯した回数(ループの数)を数えることで、消費者の合理性の度合いを測定することができる。もし、完全な選好を持つなら、ループの数は0個となる

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