顕示選好の弱公理(Weak Axiom of Revealed Preference)
:2つの財ベクトル XとY の選好を直接測定した時
X>Y ならば Y>Xであることはあり得ない
*直接顕示選好された財のみについて取り扱う弱い仮定
顕示選好の強公理(Strong Axiom of Revealed Preference)
:間接的な顕示選好に対しても同様に、違反(Violation)が起きないと仮定する
X>Y かつ Y>Z ならば、 X<Zであることはあり得ない
*間接的な顕示選好も含んで最適な行動を説明しようとするので、より強い仮定を持つ
顕示選好の手法を用いて全ての財ベクトルに対して選好を記述すると(A>B,B>C,C>D...G>Hと連鎖を作る。中にはB>C,C>DだけどD>Bといったようにループができる)AはHよりも直接的にor間接的に顕示選好されているということができるが、上記の仮定を犯した回数(ループの数)を数えることで、消費者の合理性の度合いを測定することができる。もし、完全な選好を持つなら、ループの数は0個となる
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