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2009/08/31

選好と無差別曲線(Indifference curve)

無差別曲線とは、財(x1,x2)を組み合わせた場合に、消費者にとって等しい好ましさとなる組み合わせの集合が表す曲線のことを指す。

最も単純な2財モデル(x1;リンゴ,x2;バナナ)を考える。
自分が今、リンゴ5個とバナナ10本を持っているとし、リンゴ1個とバナナ2本が同じ価値を持つ場合を考える(リンゴとバナナの好みは人それぞれだが)

リンゴ1個とバナナ2本が同じ価値なので(完全代替材:一定の固定比率で代替できる財)、(x1,x2) = (5,10) は (4, 12)と同程度に好ましい。

つまり、2(x1) + x2 = 20 を満たす全てのx1とx2の組み合わせは価値が等しいことになる。式を変形して、
x2 = 20 - 2(x1) としてプロットすると、無差別曲線(完全代替材の場合には直線)が現れる。

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ここで、神経科学の話に急に飛ぶと、
The representation of economic value in the orbitofrontal cortex is invariant for changes of menu.2008, Padoa-Schioppa C, Assad JA.
Neurons in the orbitofrontal cortex encode economic value.2006, Padoa-Schioppa C, Assad JA.
の仕事の重要性は、複数の種類のジュース(財)を用いて選好を定量化しているところにあるわけです。ミクロ経済学の基本を踏まえてサルに選択行動を行わせて、各ジュースの選好を測る実験デザインはとても良くできているなぁと関心します。

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