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 ニューロサイエンス学位プログラムHP
 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

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動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2013/02/02

突き抜けた

ずっと結果の解釈に迷っていたVMPFCの単一神経細胞活動の結果について、明快な回答を得る方向性がついた。

問題点を整理すると
1.VMPFCの単一神経細胞活動はUtilityを表現するのか?
2.OFCのニューロンではrange-normalizationが起こるのだが、これはUtilityの表現と伴に起こることなのか?独立な事象なのか?

という問題があって、特に、2.が難点だった。
Utility = powerfunc(alpha)で定義できるので、1は簡単に解けるのだか、
2.のNormalization parameterの定義が難しい。

それを、2.Firing rate = X-val/range:Max(x)-Mini(x)
と定義し、1と2を合わせると

単一神経細胞活動は
・Firing rate = Utility(alpha)/ Max(U(alpha))-Mini(U(alpha))
と表現できる。

最後にニューロン毎に最大発火頻度が違うので、
各ニューロンの発火を最大発火頻でノーマライズすればOK
つまり、
Hz/max(Hz) =  Utility(alpha)/ Max(U(alpha))-Mini(U(alpha))
となるはず。

Perfectにノーマリゼーションが起きている場合。
inperfectな場合もあるので、

Hz/max(Hz) = Utility(alpha)/ sf*(Max(U(alpha))-Mini(U(alpha)))
0<=sf*(Max(U(alpha))-Mini(U(alpha)))<=1.0

と、ノーマリゼーションのゲイン scaling factorを付ければ完璧。

最後にalpha と sf をパラメーター推定する。





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