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 ニューロサイエンス学位プログラムHP
 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

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動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2012/03/24

【Book】Foundations of Neuroeconomic Analysis: S1-1

神経経済学を構成する3つの学術分野

浮気という意志決定をどのように科学的に説明するか?

・新古典派の経済学者の考え方
 浮気を行ったことを合理的に説明するために、最も少ない仮定を持った数理モデルを構築を目指す。例えば、性交をする喜びと後に浮気がばれることのリスクを考える。その上で、選ばれた行動から個人に内在する”選好(好み)”を明らかとする。これを”顕示選考(revealed preference)”と呼び、行動を選ぶことによってのみ個人に内在する選考を測定することができるという立場を取る。

・心理学者の考え方
 日々の生活の中で変化する喜び、悲しみ、後悔といったMental state(心的状態)に性交が作用し、この心的状態を満たし幸せを高めるように、行動の選択が行われると考える。
 ちなみに、このような複雑な過程は新古典派の経済学にはなく、上記のように選好があるのみの非常にシンプルな説明となっている。

・生物学者の考え方
 進化生物学的に考えれば、包括適応度(inclusive fitness)を高めるために性交をするのは当然である。より多くの子供を残すことが自分の子孫(遺伝子)を残すことに繋がる。これは究極要因としての説明で、至近要因を考えた場合には、なぜ脳がこのような行動を選んだのか生物学的に説明する立場を取る。

学問が違えば前提が違うので、共通理解にはまずお互いを理解することが重要かな。

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