実験経済学における意志決定理論とは?その大部分は、von Neummann Morgensternの効用理論(効用の最大化)に含まれている。公理によって導かれる意志決定理論は、以下の条件下で実験データが取得される。被験者は、1.有限の選択肢から、2.二者択一で、3.繰り返し一つを選択する。これで、効用関数が求まる。
クジを使った期待効用理論では、クジは次のベクトル(x,p,y,1-p:2種類の金額とその出現確率)で表される。クジはお金でなくても、食べ物や飲み物などなんでも良い。公理は以前に述べたが、完全性、推移律、連続性、独立性の四つが満たされていれば、意志決定者は効用を最大化する。
次のポイントは stochastic choice
確率的な選択は、”ランダム効用理論(rondom utility model)”か”確率的な選択モデル (stochastic choice model)”で取り扱われる。
・ランダム効用理論:Ui = Vi + εi (効用関数にノイズが加わっている)
・確率的選択モデル:選択の関数にノイズが加わっている(強化学習の価値関数とソフトマックスみたいな感じ)。効用関数にノイズは無い。
財の選択を確率的に取り扱うようになったことで、”選好の強度”という概念が登場。簡単に言えば、選好の程度の違いが選択の頻度として現れることを指す。
以下は、知覚と意志決定の関わりについて
ランダムウォークモデル:意志決定の過程をモデル化
シグナルの精度と意志決定、意志決定に要する時間の関わり.....
加速度的に話が展開して終了。ついていけない。また、いつか読みなおすか...
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