うちの少年
今日の運動:ジョギング9km、46分06秒、体重55.0kg、5分7秒/km
今日は、中1になる息子の歯科矯正の話を聞きに歯医者へ行ってきました。歯を抜いて、んでワイヤー入れてってするんですが、失敗のリスクについて話を聞いてきました。だいたい、上手くいかない場合にどうなるかっていう話は、積極的にしてくれないんで。やっぱり大切なのは、本人にやる気があるかどうかだそうです。
ということで、日頃あんまりちゃんとしてないので、たまには父親らしい役割をしないとな、ということで、中学生になってでもまだソコソコ素直な息子に意志を確認するお話。
私「息子さん。あなた、毎日20分朝晩歯磨きしてキレイにできますか」
息子さん「うーん。難しいと思う。」
私「どのへんが?」
息子さん「毎日続けるっていうのと、全部しっかりキレイにするのが(*1)」
私「んじゃ歯科矯正どうする?前、できるって言ってたけど」
息子さん「無理かなぁ・・」
私「・・・」
私「・・・」
私「・・・」
私「じゃあ取り敢えず1週間やってみて、それから考えてみたら?何でも最初からできる人はいないでしょ。」
息子さん「・・・」
息子さん「・・・」
息子さん「じゃあ・・・*2」
こんな感じのやり取りで終了。少年期の終わりを向かえる息子さんは、どんどん変わっていく所ですよね。日頃から人の心を考える事が比較的抜けがちな息子は、相手がどう感じるか、自分はどう感じるか、どう考えるか、ってのを常に教えるのが大切な頃。自分の弱さも、相手の弱さもちゃんと理解して、楽しく元気に振る舞えるような魅力的な大人になってほしぃなぁって思いながら、歯科矯正の歯を磨く努力を積み上げることの話をしました。
ちなみに、息子は根が明るいので、根暗な私とは正反対の性格ですね!私はだいたい、ゆったりと、まったりと、生きているのが好きなんですが。もともとは。
最近って、大学生で心の発達が遅い子も早い子もいるので、学生個人個人の成長を考える際には、個々の学生さんを一人一人理解するのが凄く大切だなって思います。ラボ全体を把握してバランスを取るのに、自分が接する学生さん一人一人の状態を考えて、良いところを見て、足りないところを見て、具体的な研究課題の進め方を考えていきます。
隣の部屋のKさんは、学生さんを見て、働きかける力が凄く高いので、この数年その振る舞いを見ながら、自分の中にそんな力が少しずつ取り込めてきたのかな?、どうだろうって思いながら、仕事してます。盗むの大切!
個人個人が日々の生活の中で求める物はそれぞれで、ライフとワークとその組み合わせの中で、人の持つ欲(したいこと)もそれぞれで、自分が理解できる物もあればこれまでの自分では理解できなかった物もあるけれど、色んな価値観を理解できるようにしたいな、って思います。私は常に理解したい人なので。理解しないと対応できない人なので。理解できない間は、混乱しますし、弱りますね。
最終的には、本人が納得して前に進んで行ってくれれば良いかなって思います。どんな形でも。逆に、トラウマになるとか、こんなことしなければ良かったっていう終わりにはならないようにな、って思います。自分が関わる自分の周囲のラボの学生さんそれぞれが。そのために、毎日、ちょいちょい話して、元気か確認して、負担が高すぎないか確認して、楽しめてるか確認して、って振る舞うようにしてます。自分が理解できない事に関わったら、できる限り理解する姿勢を持つのも大切と思ってます。把握って大切ですよね。自分が理解できる事なんて、世の中のほんのちっぽけな一つまみと思うので、その一つまみをちょっとでも大きくするの大切ですよね。
そうやって、自分がこれまでに培ってきた人間的特性や科学の技術、働く技術を彼彼女らに伝えて、もっともっと魅力的な大人になって欲しいなって思います。魅力的な人に出会うと、凄く嬉しいですよね。
そんな感じで最近働いてるので、時間が凄くかかってかかって、労働時間が増加中です。4月も終わったので、だいぶ落ち着いて来ましたが、もうちょい頑張りどころかなって思います。
*1:無駄に理屈っぽいので、2点を挙げる。。
*2:凄い渋々・・・
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