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 ニューロサイエンス学位プログラムHP
 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

・神経経済学シンポジウム:リンク

自己紹介

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動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2021/05/29

2021/5/22

 先週久しぶりにストレスからダウンしましたが、その影響が続いているのか今週もイマイチな日が多く、寝落ちしたりしました。なんか、以前凄くストレスが強かった時に急性ストレスっぽい症状が出たりしたのですが、その後、まれに疲れるとその時と同じ様な症状になったりします。

 自己診断的に過敏性腸症候群っぽい感じで、ストレスを感じると内蔵の調子がおかしくなって、特に身体の内部に痛みを感じる感覚がでてきます。その後、全然消化されない感じがあったり、急にお腹を下したり、そして、普通に戻るという流れが毎回あります。。あと、精神的に疲労を感じやすくなったりで。実際、過敏性腸症候群の国際診断基準にバッチリと合致しているんで、なんとなくそうなのかーーと思ってます。
 ストレスが少ない仕事環境になってからは、2,3年して不調がだいぶ減ってたんですが、最近、忙しかったので久しぶりに、症状がぶり返した感じです。仲良く付き合っていくのが大切ですね。
今週も土曜はお休みして、2周連続2日休んだのってすんごく久しぶりだなぁとリラックス致しました。熱血少女サッカー漫画が楽しいです。三味線漫画はちょっと暗めの設定なので、元気無いときは引き込まれやすいので、スポ根が一番です!
常に全力の恩師のようにはいきませんが、ジリジリとできることを頑張ってやって、ラボ持てるようになりたいなと思います。
ジョグ9km,52min。
久しぶりの長距離のわりにまあまあ走れた。

2021/5/17

 もっと突き抜けたいなぁと思う今日この頃。なんとなくこんくらいでいいか、みたいに思うことがあって、でも、モットモットとセッセと穴を掘って、上を見上げたら何処にいるかわからなくなるくらいの研究をしてみたいです。

つまり売れない研究になること間違いなしなんですがw。真剣と狂気の境目は非常に曖昧すが、狂ったくらいに突き抜けた(でも多分売れない)研究をできたらなぁ(現実逃避)。
売れ易いように加工した模造品を見ると、最近なんだかなぁと思って見てしまうことがあって、ちょっと自分が歪んでるなぁと思います。

2021/05/23

2021/5/15

 今週は色んな雑多な用事をとにかく超速で回転させる仕事をしていたら、疲れ切ってしまいました。大学院の宣伝用のポスターがゼロから見積もり・発注・入稿・ゲラ確認まで、わずか1週間で終わったのは、沢山の方に協力頂いてこそできたことだと思います。凄い反応速度で協力してくれた皆様に感謝しかありません。

メールにチャットに電話にと、連絡を取り続けて無事、最速の発注になりました。出版社の方も、日時の迫り具合をポスターで見て、夜の1時に再見積もりを出してくださるという協力も頂きました。新人教員の方のサポートもすんごく助かりました。本当は新人の人にこんなに雑多な仕事をお願いしては行けないんですが。
 有期の契約では、研究成果出さないと食っていけないですからね。私も成果出さないといけない同じだけど、無期雇用になっているのでだいぶ状況が違うので。
そうはいっても、1週間研究のことを何も考える時間取れず戦慄していたんですが、調子が崩れたままでは何もできないので、土日はぼーっとゆっくり休む事にしました。
 体調不良が治ってきてやる気は戻ってきましたが、どうもマルチセンシングに間に合いそうもない現実が迫ってきて、ヤバヤバと思いながらエディターキックの論文を横目に、気を取り直さないとなーっと、ぼーっとして元気を蓄えることにしました。自身のcitation indexを上げるのが、研究者の命とも言える現実がここに!
 何かが急に変わることは無いので、一つ一つできることを進めて、積み重ねることが大切ですねぇと思いながら、宝くじは買わなければ当たらないからせめて買えるところまでは持っていきたい(@2Week)と思いました。
色んな生産とは無関係の〆切が多すぎてぇ・・・!グハァ
頑張ろう(*1)
*1:最近の合言葉です・・・

2021/5/8

世の中の中間管理職の皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。サンドイッチはお好きですか?

この所、もっぱら中間管理職業務の効率化を開拓中です。今年から色々と運営業務に携わる事になったので、より一層の業務の効率化が必要不可欠になりました。自分一人でできることは限られていますが、自分一人でこなす業務が格段に増えるということは、即ち、業務の効率化or長時間労働という選択に迫られます(*1)。
 現実的な選択としては、これまで研究に費やすことができていた時間を削って運営業務の時間に当てることになります。だがしかし、それをやっていると運営業務で一日がおわってしまう&色々終わってしまうので(*2)、実質的には、業務の更なる効率化と労働時間を伸ばすという選択が正解であると思われます。別の選択肢としては、とにかく大きな金を取りに行って、そのお金で一緒に働いてくれる技官さんや研究者を見つけるのもありなのかもしれませんが、そんなウハウハな現実はありません(*3)。
 こんな駄文を書いている暇があったら、グラント書きなさい!と恩師に突っ込まれそうですが、今日は土曜で自由営業日なので、ダラダラとデータ解析を久しぶりにして、次の論文のネタを仕上げないとと、ツラツラ思うのでした(*4)。
・常に全力で
・常に新しい研究を
・常に挑戦し続ける姿勢を
というのは、自分が大学院生の時に恩師が背中で見せてくれたことだと思います(*5)。同じようにできることかは分かりませんが、自分なりの努力と初心を忘れないようにして、ダラダラと解析しながらグラントを書くべし、と思って駄文を終了するのでした(*6)。
*1 andが実際であるというツッコミは無しで!
*2 研究者として終わってしまうというツッコミ大歓迎!
*3 いつの時代だよ!というツッコミは無しで
*4 書くのが難しいグラント書きを逃避しているという現実がここに!
*5 私の勝手な解釈です
*6 気ままに書いているのですが、後から読むと、何書いてるんだ?、、、と思うことが時々あります。。。

2021/5/4

雑多な書類書きや運営企画案を書き終えて、ようやく今年のさきがけの計画案を考え始めました。

ムズい!!!
久しぶりに自身の狙える範囲に入る さきがけ ですが、多感覚システム恐るべし。お題が狙ってる範囲が広くて色んな人が対象になるうえ(敵を知る)、自身の計画考えてくと相当風呂敷広げないとアカンやつで(己を知る*1)、これまでの研究経験から提案できる計画は”マルチ”的要素が少ない感じがあり(己の限界を知る)、、、、対象が広いから審査員も幅が広くて(ルール、採点基準を知る)、
あ、これは、まさに作文力勝負ね、と思った次第です(*2)。
ちょっと採点競技系のスポーツ見たいね(例えばフィギュアスケート)と思ったりします。華麗さゼロだけど。
昔から作文大嫌いで文才の無い私が、この1,2年ヒタスラ作文に注力しているのは奇跡に近いのですが、作文の後にある面接(*3)もまた中々難しい題目ですよね(*4)、と、だいぶ歳をとったわりに成長が足りない、という現状に直面して思考停止しました。
10年ほど前に、留学時代に「もっと成長して下さい」と、言われた恩師の言葉がふと頭をよぎりました(*5)。
*1順序が逆、まずは自分からだろというツッコミは無しで!
*2常に作文力が合否の分かれ目というツッコミはなしで!
*3瞬発力系競技ですね
*4最近、そうとうずっこけました。
*5もう10年経ったのが恐ろしい。現状を早く抜け出さないと!
さ、作文しよう。

2021/5/2

 コロナを早く収束できるように行動して、そして、コロナに対応した上で最大限生産的な日々を送れるようにするのが、研究者が今できることなのかなぁ、、、とぼんやり思ったりします。

最近なんだか、教育の事だったり、運営のことだったり、色んな雑多な用事だったり、(助教のわりに)考える事が増えて、研究の生産性を維持するための時間を確保する大切さが身に染みています。60h/weekを平均の勤務時間に設定しているのですが、実験再開したら足らなさそうと感じます。世の中間管理職の皆様はどのようにされているのだろうか。。。。
一緒に楽しく研究進められる学生さんが居たらなぁと思いますが、それは学生さんをリクルートする努力が不足してるのかな、ということなのでしょうか。誰かネギ背負って来てくれないかな(*1)
学部が違えば文化が違うし、ラボの運営の仕方や助教の位置づけ、人事の方針も違うので、すり合わせをするのが大切ですよね、、、、と思いながらも、大学内のハイブリッド組織など、複数の運営業務を兼務している教授・准教授の皆さん方の忙殺されている状況を見ると、そもそもゆっくり物事を考える時間は無いのだなぁと感じます。
医学の文化では、ラボの運営において従来の講座制を改変した文化が続いているのが一般的に感じます。一方で、文部科学省の助教や教員・教育組織の位置づけを検討してくださいね(3.助教を設けた場合における教員の役割の分担及び連携の組織的な体制の確保:リンク参照)っていう指針を受けて、理学や工学などではラボの運営単位が教員個人ベースになってると感じる文化もあり、そのチャンポン(*2)になっている状況は、正直よくわかりません。講座型のラボと個人型のラボ双方にメリット・デメリットがありますが。
自分がこのまま助教で博士の指導担当認定を持って、ラボを持てずに教育研究を続けたとしても、何処かにステップアップのポジションを見つけて異動したとしても、運営が効率的にかつスムーズに進められることが大切なので、ちょっと立ち止まって考えて、問題を整理できればと思うわけです。(何ら権利を持たない助教が考える事では無いように思いますが)。
研究としては、JNS,Elifeの品質水準で研究を続けられるように、その水準の論文を1本/年出せるようにするのが、現状の目標設定とするのが良いのかなと思いました。これまでは、とにかく雑誌に関わらず年に1本が目標設定だったのですが。ラボを持てたらまた目標再設定すればいいですし。
ある意味似たような問題である「子供のお手伝い労働対価が安すぎるのか!?」問題は、家庭ごとに異なる事情がありますが、6年生になった息子が「風呂掃除やるけどもうお駄賃(1回10円)はいらない」と言った言葉は、何やら子供から大人への変化の兆しのように思います(*3)
限りあるエフォートを効率的に分配できる仕組みを構築して、Win-Winの幸せを生み出そう(*4)。
*1:そんな美味しい御飯が食べたいです
*2:リンガーハットが恋しいです
*3:10円っていつの時代の話だよ!(私の子供の時代、つまり昭和です!)というツッコミは、息子からはありませんが。
*4:イマイチなキャッチコーピーですが、宗教ではありません。

2021/4/28

 今日、良いなと思った一言!

「原付きで高速道路を走ってる感じです!」
スペック不足の比喩なのですが、なかなかの切れ味に記憶に焼き付きました!小心者の私にはそんな運転怖くてチャレンジできません!

2021/4/27

 今日は、隣の部屋の住人とプチお疲れ様会をしました。

お互い別々ですが、これまでに経験したことのない緊張感と時を同じくして戦っていたため、全てを出し尽くし真っ白になりました(漫画でよく色全部抜いてある線画だけのやつっすね)。サッカーで言う所のサポーターの偉大さが身に染みる戦いであったように思います。ホームで戦うのとアウェーで戦うのは、天地ほどの差があるのはスポーツに限らず、勝負事全般に共通することなのかと思いました。(将棋にホームとアウェーがあるのは聞いたことないですが)。
 隣の住人K氏は、明日も別の戦いがあるとのことで、惜しくも”プチ”お疲れ様会でしたが、もし、コロナも無くて、隣人の連戦もなかったら、まあ、飲みに行って相当酔っ払うだろうなと思うぐらいのお疲れ度合いでありました。
は!隣の住人は下戸であった!と、今気づいたので、カフェでお疲れ様くらいでちょうど良かったのかもしらません。
GWは溜まった書類関係をせっせと右から左へ片付けないと。
ううっ。現実が目の前に!
サラバダー

2021/4/24

 ブログが参考になりました。本も買って読んで見ます。自分が海外で就活するわけじゃないですが、日本の中で自己アピールをどうするか、重要ですよね。

 個人的に最近の就職者の状況を分析してみると、支度金(年1千万程度の研究費✕複数年:つまり、AMED、さきがけ、創発とか)を持っている人が採用されているように思います。海外の大学みたいに、スタートアップを準備・提供できない日本の大学の仕組みでは、来てラボを確実に立ち上げられる資金を持っている、というのが重視されているように思います。

2021/05/17

2021/4/21

 隣の住人K氏と二人して日曜の昼間にデスクに向かっているのは、なんだかちょっと・・・と思うところはあります。

私:欲しがりません勝つまでは!
K氏:ちょっとパンケーキ屋に召喚されたので行ってきます!
私:パンケーキ・・・・いいなぁ・・・(もう負けている・・)
そろそろ3時のおやつで頭がいっぱいになってきました。雑念を振り払ってがんばります。コミット!!!

2021/4/17

 以下、文科省の若手ワーキンググループの方より、FBグループを通じてアンケートの協力依頼がありましたので、転送します。皆様も下の文章をシェア頂けますと、より良いアンケート結果が集まるのではと考えています。よろしくお願いいたします。

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<アンケートへのご協力をお願いいたします!>
私たちは、文部科学省ガツガツ若手ワーキンググループAirBridgeです。
このチームは、博士・修士卒の若手文科省職員を中心に、現役の若手研究者や学生の皆さまと研究現場の実態について当事者の目線で考え、議論・検討を進めているチームです。
 これまで国の政策としてなかなか取り上げられてこなかった研究へのモチベーション、研究室内の人間関係、研究指導のあり方などといった課題について、現役大学院生や若手研究者、大学職員、企業の方、博士・修士卒の若手文科省職員などの間で共有し、対話を通してアクションに繋げていきたいと考えていくことを目的として活動しており、これまでに皆さまのご協力によるワークショップ・ヒアリングの実施、国の審議会における問題提起などを実施して参りました。
参考:
中央教育審議会 大学分科会(第157回)における発表内容(2020年11月)
NHKでも紹介されました。(2020年12月)
さて、この度、より学生や若手研究者の皆さまを取り巻く実態を明らかにすることを目的として【大規模アンケート】を実施することといたしました。
アンケートでは、研究室・ゼミ選び、研究室内の環境(研究指導、研究室マネジメント)、博士進学や修了後のキャリアパスに関する意識等についてお伺いします。
アンケートでお伺いする事項は、文科省メンバーとしてもエビデンスが不足している観点と認識しておりますので、是非皆さまの率直なご意見をお寄せいただければ幸いです!
【AirBridgeアンケート「研究環境・研究指導の実態、及びキャリアパスに関する意識について」】
回答期限:5/9(日)まで
回答所要時間:約15~30分程度
備考:
現在民間企業、大学職員他としてお勤めの方も、ご自身の学生・研究者の時の状況についてご回答ください。
頂いたご意見は、今後のAirBridgeからの情報発信に活用させていただきます。
なお、ご回答いただいた内容は、ご本人の承諾なく個人や組織が特定しうる形で公表することはいたしません。
回答を踏まえ、さらなるヒアリング等のご相談・ワークショップのご案内等を差し上げる場合がございますので、ご承知置きいただければ幸いです。
また、私達は以下のFacebook・メーリングリスト等を通して情報発信・相互コミュニケーションを図っておりますので、
本AirBridgeの取組の主旨にご賛同いただける方は、以下リンクから是非ご登録いただけますと幸いです!
FaceBookグループリンク: https://www.facebook.com/groups/airbridge/
メーリングリスト登録フォーム:  https://pf.mext.go.jp/admission/13173-2-2.html
年度始めのお忙しい中、お時間をお取りして大変恐縮ですが、
ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
ガツガツ若手ワーキンググループ AirBridge
airbridge@mext.go.jp
PF.MEXT.GO.JP
文部科学省ガツガツ若手ワーキンググループ「AirBridge」登録フォーム|会議傍聴等受付システム

2021/4/11

 今日のお仕事(駄文全開!)

自分より大分若い方とお話。皆さん二十代後半から30前後。わけーよ・・・・・(もういいおっさんの私)
1話目:学位論文作成お手伝いストーリー。10:00ー14:00+お昼御飯+専攻長にご挨拶、
2話目:学振あれこれアドバイスストーリー。片手間に30分、
3話目:19:50-21:00、就職活動などなどあれこれご相談。宗教活動ストーリー(教祖になれる気がします!)
だいぶ働きました。しかし、自分のための労働時間は、計3hくらい(電車の中含む)。うむー。流石に生産性に影響が出てるので、状態を強制改善せねばなりません。最近、助教だけど学内の運営業務も増えて、組織に長くいると仕事はどんどんと増えてくるわけですね。。。。ラボの看板持ってるか准教授にでもなっていれば、やるのは当たり前なんですが、助教で学生のいない独り身だと、自分の首を締めることに直結致します。振られた仕事はきっちりやりますが!(という、受け身の姿勢ですが)
自分のスケジュール管理とタイムマネージメントをもうちょい、きっちりやって仕事の効率上げないと、ちょっと危険な匂いがします。実験再開したら、やばそうです。
私:「先生、研究がしたいです」
安西先生:「山田くん、生産できなくなったらそこで(研究者)終了ですよ。」
助教は止まった瞬間にもう元の位置に戻るすべは無さそう!(ガクガクブルブル)がんばるべー
妖怪人間山田:「はやく研究者になりたーい。」
あまりの酷い作文にそろそろ終わります。パクリ満載!
お後がよろしいようで。

2021/4/6

 PreprintをbioRxivにげました。今の御時世、埋もれないように宣伝するのが重要ですね。プロスペクト理論と強化学習理論を融合した、新しい理論の検証論文です!

2021/4/2

 3度目の正直で、なんとか戦に勝つことができました。去年は次点の負けだったぽいこともあって、今年もダメそうだなぁと思っていたのですが、何とかなったので良かったです。ポチっとして画面を見た時は、嬉しいよりは何か少しは報われたかなぁという気持ちになったので、最近の負けの多さでやっぱり卑屈な気持ちになっていたのは、疑いようのない事実なのでした。

競争的資金の奪い合いが如実にグループ戦に発展し、
お金を取れるグループ>>>少し取れるグループ>>>個人、
となっている現状では、所属グループが論文の生産力に直結してリストの長さが変わるのですよね。個人戦で戦っている自分としては、なんだか難しい時代だなぁと思いつつ、別の戦い方を模索しないとCNSでも出さんと準教にもなれんなぁ(そもそも公募がない!)というNOチャンスの現状は、競争の激しい外国から見てもかなり異常だという中国でPIになった知人の言葉が思い起こされるのでした。
そりゃあ、若い学生がアカデミックには来なくなるよねぇ、出口戦略なしで大学院生とポスドク増やしたら、、、という状況は、そんな簡単には変わらないんだと実感します。中年研究者的に。
文科省の若手有志で、色々頑張られているのはフェースブックでも拝見していますが、構造の歪みは簡単には解消されないものですね。
地道にやるのみなので、次の弾を撃とう・・・・

2021/05/05

2021/4/1

 featured-researchに論文が載りました。下の方にあるやつです。投稿してる時エディターは全然評価してくれなかったんですが、読者にはには興味を持って貰えているようです。マニアックな内容はエディター受けするように、かなり書き方工夫しないとダメなんですかね。

2021/3/27

 試みで得た事のメモ

このところ、ラボメンバーとできるだけ毎日話して、各人の状態の把握と直面している課題について把握する試みを行ってみました。一人当たり最低10分くらいなので、1日2時間くらいあればできる仕事量です(すぐだらだら話しちゃうんで)。その結果、毎日一定量の会話をすることの重要性が凄く実感できました。特に、面と向かって話すことの効果の大きさを実感しました。
まず、具体的な話しの内容が、会話を続ける間に発展していくことで、各人の抱えている問題が言葉として具体化され、より問題を正確に捉えるようになるばかりでなく、一歩先を見据えた思考に発展していくようです。
 また、具体的な内容ばかりでなく、話している時の表情や姿勢、動きなどから、現在の課題に対するやる気度合い、行き詰まり度合いなどが、なんとなく感じられます。
 人によっては、問題の理解と吸収速度が異常に速く、もうちょっとスピードを落とすことが重要な場合もあれば、別の人では、一つの問題をより深堀りするため、同じところに留まりやすい人もいます。個人個人の吸収速度の違いに合わせて刺激を加える必要性は非常に高いように感じました。先を見すぎると不安になったり、不確定要素が増えすぎたりしますし。
もちろん、自分の感じ取り方が自分の感情状態に依存するので、自分のブレは自分で認識して、自分の出力としては変わらない評価基準を維持する重要性が高そうです。
 自分の理想像をはっきりと見せるけれども、それで各個人の理想像を否定しない、各人のベースに理想を上乗せする形にする、というのが結構難しいんですね・・・と思い、こういうことできるように自分の力を自分で引き上げるためには、自分で試行錯誤するしか無いなぁと再度実感したところでありました。
おしまい。

2021/3/20

 論文準備したので、色々調べてたら、やべぇなこれ。今PNASの採択率14%だそうな・・・・。昔のNature, Sience並っすね。。。論文の増加とインフレがやばいですね・・・こんなインフレについていける研究者は、ほんの一握だろうな。

同じ路線で戦ってはいけないってことですね!この次の弾も速く込めよう(でも、論文ってどれも手を抜けるの無いから、正直作り続けるしかない・・・)
Tier 3: Independent Peer Review
Research papers across all submission routes are peer-reviewed by at least two independent experts. If your paper is sent out for review, your member editor or guest editor selects recognized subject experts to review your work. The editors evaluate the reviewers’ comments and make a recommendation to the Editorial Board member, who makes the final decision to accept or reject your paper. The acceptance rate is currently 14%.

2021/3/19

 最近行っている日々の業務

このところ実験の切れ目で時間を自由に取りやすいので、ラボの各人と毎日必ず話すようにしています。一ヶ月くらい意図的に続けてきました。別に自分が主催するラボではないので、そのようなことをする意味は今のところ無いのですが、各人と話して個人個人の状態を把握すると、1.個人の現状の問題点、2.対策と方向づけ、3.自分の話しに対する個人ごとの反応の違い、がよく分かるようになってきました。
自分が一緒に仕事をする人たちが、最大限力を発揮できる環境を作ることがラボの主催者の仕事だと思いますし、その訓練を積むことは非常に重要だと思いました。様々な段階の人がいるので、個人ごとに理解できる内容も違うし、必要な内容・情報の与え方も異なります。また、毎日個人ごとに体調が違ったり、感情の状態が違うので、反応に変化がでます。
面白いのは、人と毎日話す方が、自分の調子も良いということです。自分は内に籠もりやすい性質があるので、ちょっと積極的に外向きに開いている程度が、一番自分の状態がよくなるのかも、と思いました。掃除のおばちゃんとだべってみたりと、いろんな人と繋がって、今日も一日働いて良かったねと思えるように、毎日コミュニケーションを取るのは、大事そうだなぁと思ってきました。
論文の仕上げの段階に入って、単に、現実逃避をしているだけなのかもしれませんが!明日やろう・・・

2021/3/16

 最近は、人に教えること、説明すること、人の話をちゃんと聞くこと、が自分の力になるように感じるので、とにかくコミュニケーションの量を増やすようにしています。

 人と接することで、自分とは違う物の感じ方、説明の仕方、動機、が感じられるし、また、人が何を分からないのかがわかるし、自分も同じところで分からなかったことがあるので、問題をより明示的に理解するための復習になる、と思うからです。
 もちろん、この行為自身が生産に直結するわけではありませんが、困った時の引き出しは増えるし、問題点を早期に発見する力がついて問題解決能力が高まるし、周りがより良く見えるようになってきたと感じます。
 でも、息子とは時々衝突してしまいますが!!!お互いに子供だということで。。。おしまい。

2021/3/13

 雑感:今日は可読性の高い文体で。

最近、沢山グラント書きを行って学習しまくったせいか、文章表現の仕方って色々あるんだなぁって改めて思うようになりました。
 どうもこれまで、「こうじゃないといけない」みたいな思い込みが自分の行動を狭めていることが多いのに気付いたので、なるべく固定概念に囚われず、新しい振る舞い、新しい感じ方、未知のものへの理解(例えば、学生さんがBLのドラマにハマっているとか。あ、バラシチャッタ)に繋がるような、オープンな気持ちを持つように心がけています。
 それもあって、論文もこれまでに無い書き方で書いてみたのですが、共同研究者の協力もあって、これまで自分が作れた物とは、全然違う仕上がりに到達しました。行動経済学の論文ですが、これまでとは一線を画す論理体系を変革する論文になったので、また、とりあえず色々お参りしてみようかと思います。
 最近、自分の独力で突破できなかったことが、優秀な共同研究者の力を貰ってできるようになっていることが多いので、自分はやっぱりもう少し人と繋がって、自己完結しないようにして、研究していくのが良いんだろうなぁと思いました。もともとコミュ症的な要素がある自分ですが、この所、刺激を貰える人が周囲にいて、切磋琢磨することで自分の成長に繋がる感じがあるので、自分には無い感性と拘りを感じながら、自分の変化に繋げていけるような気がします。
取り敢えず次の弾を込めたので、その次の弾を込める準備を終えないとと思いつつ、残りの予定残弾が2発になったので、そろそろ一緒に研究できる学生さんがいたらなぁと思って、まあ、自力で見つけるしかないなぁと思うところでした。自分ひとりでできることって限られてるから、一緒に研究できる人が一人でもいれば違うんだろうなぁとは思います。でも、教育って難しいっすけど。
土曜はダラダラの日で、さ、次の解析をしよう、と思ったら、まだ来週のグラント報告会の発表内容が完成し切ってないの思い出してアタフタしたところで、来週に回そうと決めたのでした(必殺先延ばし!)

2021/3/11

 価値観の違いが面白い

私は理解したい人、一方は、発見したい人。同じように脳の機能について普遍的な事実を知りたくて研究しているはずなのに、成し遂げたいことが大分違う。
自分と違う人と話をするのはとても大切で、比較対象があることで自分の理解がより良く進むし、自分に無い物に気づきます。今はPIになるために必要な業績を貯めて、PIになった時によりよくラボを運営するために必要な能力を磨く期間と思って、この2・3年を位置づけることにしています。まあ、大分、瀬戸際ですが。。。
 50近づいても今の状況と変わらなければ、まあ、その時はきっと自分の中で科学をするという位置づけは大分変わってしまうのでしょうが、科学者にとって”ラボを持つ=自分の研究”となっている世界で生きるためには、きっとこの数年がピークだろうし、その後同じ活動を一人で維持できるかは微妙だと思うので、違う価値観で生活を送るのかもなぁと思ったりもします。その年になってみないとわかりませんが。案外すっぱりと研究活動を止めて、余暇を楽しむ的な人間に変わったり!?
自分の中で、ずっと、わからない、わからない、っていう気持ちで研究していたせいか、何かと分かりたいっていう気持ちが自分の根底にあるようです。「りんごは木から落ちる」を「万有引力の法則」として体系化して理解したように、脳が働く仕組みを「〇〇の法則」として、体系化できる日が来たら凄いなあって思うし、その発見を自分ができなくても別に良いので、その事実に到達した世界に踏み込めたら、色んな物の見え方とか世界が変わるんじゃないか?って思う。
一方で、骨相学なる学問もあたわけで、今の自分の営みが骨相学と同じになったら寂しいけれど、それはそれで脳科学が別の次元へ進んだということだろうから、その場合にはちょっと寂しいけどね・・・という気持ちになったりするんだろうかと思います。
スタートレック的な世界ができて、レプリケーター的な物ができたら、個人の記憶まで再現できる、ヒト複製装置ができるのかもなぁ・・・と思いつつ、それよりもドラえもんが欲しいと思って、駄文を終了することにしました。
今日は、ちょっとだけ不条理な文体!

2021/3/10

 最近はずっと負けをグツグツグツグツと煮詰めて糧にしていることが多いせいか、少し思考が卑屈になってきたと思うことがあります。まあ「それも人間か」と思いつつ、科学の楽しさを感じる心は変わらない自分にちょっとホッとしたのでした。この所勉強にハマっていて、リアルタイムPCRの勉強をちょいと始めたら、良書にめぐり合いました。予備実験として、イライザを使ってみたりもしてます。

 ラボを持った時に研究者としての幅が如実に研究室の運営力に現れるので、常に複数のテーマについて、その問題点を考える力と見識を養うことは重要だなと思う次第です。じゃないと、すぐネタ切れでゴボゴボゴボっと溺れちゃいますからね。
 木村先生が常に最先端の勉強をラボ全体の活動として行っていた意味がわかってきました。Paulさんも暇を見つけて良く本を読んでいたし、一見つまらなく見えるでも面白ポイントを追っている論文を、学生に紹介させたりしていました。勉強しなくなったら、研究者として終わりへ向かうというのは、正にその通りなのかもと思いました。

2021/3/6

 今日は、急遽オンライン飲み会に参加して、楽しく色んな話を聞きました。コロナのせいか、いつもより話を聞くのが楽しく感じました。急遽の参加だったのでお酒も何も飲んで無かったんですが。

 さっきようやく家にたどり着いて、今から晩酌しながら晩ごはんを頂いて、ふと気づいたら、実はコロナにより終電が早まっていたのに気づいて、ヒヤッとしたのでした。
*最近ヒヤリ・ハット!ばかりだぁぁぁぁ!
気をつけよう。

2021/05/02

2021/3/4

 今日ようやくAMEDの申請を終えました。1月に1個、2月に1個と、今までに無いペースでグラントを書いたので、もう心身共に疲れました。

 そして、先程、嫁さんにこんなに要旨分かりやすくなったんだよね(共同研究者のおかげで)と話して、見て貰ってたんですが・・・・・
嫁「時間画像度って何?」
私「え・・・・・?」
嫁「時間画像度と空間解像度って書いてあるけど・・・・」
私「どくどくどく(心臓の音)、サー(血圧の下がる音)」
私「ひぇぇぇ。確定直前の改定中に、誤字った!!!!」
私「えらいこっちゃ。要旨で誤字なんて即落ちるで!」
私「まだ修正間に合うのか!→ドキドキ→ああ行けた」
私「一気に酔が冷めたわ!。酒のんでやる作業ちゃいますね」
・・・
・・・(中略)
・・・
私「嫁に足を向けて寝られません(元々向けてないけど)」
嫁「何か良いもの(お返し)待ってるね!」
という、一日の終わりでした。疲れたァァ~~~
p.s. 今日は同僚に新しい実験の初期データの話を聞かせてもらったのですが、これがまた凄い、ダイヤの原石のような面白さで、あんなことやこんなことを、色々と想像してしまいました。最近久しく感じることが無くなっていた、ワクワク感を久しぶりに思い出しました。今まで想像することのなかった物が思いがけずに見えた時っていうのが、多分一番ワクワクドキドキするんですよね(上述のドキドキはいりませんが・・・・・)

2021/3/1

 論理明快で誰が読んでもわかった!と思える文章を書くのはとても難しいです。ずっと国語が嫌いで、昔から文章を書くのをサボっておりましたが、今になって超必要になって、アワワワワとなる日々を送っております。。。。年賀状の一言を書くのに、5分くらい考えていた10年前よりはだいぶ成長していると思いますが。グハァ。

2021/2/27

正しさという名の正義
科学をやっていると、常に正しさとの戦い(面白さとの戦いとは別ですが)になるので、常に頭が「正しいか・正しくないか」を考えるようになってしまいます。しかし、この「正しい=正義、間違い=悪」といった構図は、科学に特に求められる物ですが、日常生活においては”あまり重要でないこと”です。
(以下、かなり誇張を含みます・・・・)
時々ある会話
私:それちょっと間違ってるんだけど・・・・
嫁:正しいだけじゃ人は動かなんだよ!
私:はい・・・・
嫁:正しければ人がやる気になるわけじゃないでしょ
私:はい・・・・
昨日もこんな会話がありました。(誇張を含みます)
私:論文の正式な出版原稿ができたよ。
嫁:良かったねぇ。論文って子供みたいな物なの?
私:・・・・・子供ってどういういみ?
嫁:そんな深い意味ないわ!感覚じゃ!
ついつい、意味を厳密に捉えようとしすぎなのは、自分がグラント書きに苦しんでいるからだと思われます。
論文って子供とは違いますよね。子供は勝手に育つし。寧ろ、論文それぞれにその時の努力の記憶が付随しているので、例えるなら、やっぱり”芸術作品”みたいな物かと思います。自分の論文を作品に例えるなら、ゴツゴツとした金属を溶接した成形物のようなものでしょうか(ゴミじゃないよ!)
ああ、また現実逃避のための雑感を書いてしまったので、そろそろグラント書きに戻ります。。。。
サラダバー(今日の雑感のできは良いと思う!)
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