説明

 ニューロサイエンス学位プログラムHP
 募集要項:博士前期過程
      博士後期課程

・神経経済学シンポジウム:リンク

自己紹介

自分の写真
動物やヒトを対象に神経経済学の研究を行っています。神経経済学には神経科学,経済学,心理学の知識を用います。興味のある方は、h-yamada_at_md.tsukuba.ac.jp へご連絡下さい。筑波大学です。博士前期・後期課程の研究指導担当教員となっています。twitter: @Hiroshi12337131

卒業生

卒業生:田尻涼(2014, 医療科学類)、今泉優理(2018, 医療科学類)久保木亮介(博士論文指導(神経科学)2022、現武田薬品工業)

2013/03/30

決めた

今日自分の中であることを決めました。内容についてはいずれまた。
自分は後悔しないためになんでも決めるんだと最近自覚してます。
ああすれば良かった。こうすれば良かった。とは言いたくない。

2013/02/02

突き抜けた

ずっと結果の解釈に迷っていたVMPFCの単一神経細胞活動の結果について、明快な回答を得る方向性がついた。

問題点を整理すると
1.VMPFCの単一神経細胞活動はUtilityを表現するのか?
2.OFCのニューロンではrange-normalizationが起こるのだが、これはUtilityの表現と伴に起こることなのか?独立な事象なのか?

という問題があって、特に、2.が難点だった。
Utility = powerfunc(alpha)で定義できるので、1は簡単に解けるのだか、
2.のNormalization parameterの定義が難しい。

それを、2.Firing rate = X-val/range:Max(x)-Mini(x)
と定義し、1と2を合わせると

単一神経細胞活動は
・Firing rate = Utility(alpha)/ Max(U(alpha))-Mini(U(alpha))
と表現できる。

最後にニューロン毎に最大発火頻度が違うので、
各ニューロンの発火を最大発火頻でノーマライズすればOK
つまり、
Hz/max(Hz) =  Utility(alpha)/ Max(U(alpha))-Mini(U(alpha))
となるはず。

Perfectにノーマリゼーションが起きている場合。
inperfectな場合もあるので、

Hz/max(Hz) = Utility(alpha)/ sf*(Max(U(alpha))-Mini(U(alpha)))
0<=sf*(Max(U(alpha))-Mini(U(alpha)))<=1.0

と、ノーマリゼーションのゲイン scaling factorを付ければ完璧。

最後にalpha と sf をパラメーター推定する。





2012/11/10

多次元構成法(MSD)

今日はMSDを試した。内容のメモ。
・各要素における距離行列(類似度)を求める:ユーグリッド距離が一般的
・距離行列からn次元のマップを求める
・2次元に投影して図を描く

この手続きで個人の選好の類似度を分類できる。
すでに過去にやっている人がいっぱいいた。
Bennett, J. F., & Hays, W. L. (1960). Multidimensional unfolding: Determining the dimensionality of
ranked preference data. Psychometrika, 25, 27-43.

2012/09/09

実験した

今週は超大変だった。

水曜の朝から実験を始めて、実験を終了したのは、、、、、
木曜の夜10時。。。。。。
1日半、不眠で、急性実験した。。。。。
とてもうまくいったけど、た・い・へ・ん・だ

以上。

2012/07/28

展開した

つい最近出張して、いろいろ研究の展開が頭の中で進んだ。

1)マカクザルの頼まれ仕事は、やっぱり数理モデルに落として自分らしさを出す方向でいく。

2)マカクザルで本職の価値判断には、面白いやりたいアイディアがいっぱいあるので、そのアイディアで金を取って、人を雇う(雇えるといい。。。学生さん?)。

3)マーモは1ステップずつ研究していくけど、最終的にどんな技術を入れて”意思決定のネットワーク”を理解するのかを柔軟に考えていく。

やっぱり、これからは脳全体が意志決定を行う過程を理解するために、ネットワークのダイナミクスを知れると面白いんだろう。
Locations of visitors to this page